場地の妹が未来からやってきた

第13話 ページ15

今日は10月31日

そう血のハロウィンの日だ

わたしとお兄ちゃんはお揃いの白いブーツを履いて芭流覇羅の特攻服を着る

「お兄ちゃん…わたしはやりたいようにやるからお兄ちゃんも好きにしてね。でもお兄ちゃん無事でいてね」

「A…今日はどうした？オレはマイキーをたおせればいい。あとはAが無事でいてくれたらいい」

お兄ちゃんはわたしには嘘をつくとき頭を撫でる

お兄ちゃんは今日もわたしの頭をやさしく撫でる

「お兄ちゃん嘘つくときだいたい頭撫でるよね…嘘つき…約束して…絶対に死なないでね」

そういうとお兄ちゃんは笑った

「当たり前だ。こんなかわいい妹残して死ねるわけねーだろ？」

わたしたちはこの日を生き延びる

「お兄ちゃん…大好きだよ」


「あ？急になんだよ。普段そんなこといわねぇだろ？きもちわりぃな」

お兄ちゃんには気持ち悪がられたけどそれでもいい

わたしたちは約束の場所にいくためにゴキに乗る

これからもお兄ちゃんのゴキに乗りたい…

千冬の笑顔を守りたい

マイキーを救いたい

だから


ここからはわたしの復讐(リベンジ)だ

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