推し変したら好かれた【2434】【akn】

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お店の裏側からスタッフルームに入る。


『おはよございま〜す』

類「はよ」

叉奈「おはよ〜う！」


既に出勤してきていた類さんと叉奈さんから挨拶が返ってきた。

類さんはサバサバ系、叉奈さんはゆるふわ系、同じメイドとして働いている言わば同僚だ。


類「昨日の社長見た？」

叉奈「あ、ボクは葛葉の配信見てたんだよね〜」

類「あー、クロノワ配信してたんだっけか」


この通り、にじさんじが大好きなメイドさんだ。

メイドは夢を見せるお仕事だけど、人間な訳なので推しだっているんだから。


『社長昨日可愛かったですね〜〜』

類「A配信見てた？」

『まゆゆの配信無くて、葛葉と社長を二窓してました』

叉奈「あはは、ガチってる〜」

『だって見てたらまゆゆの話題出るかもだし、類さんと叉奈さんと今日そのお話出来るじゃないですか』

叉奈「全く可愛いこと言うなぁ〜〜！」

類「嫁に貰ってやるよ」

『私はまゆゆのなので！！』

叉奈「類ってば振られちゃった！w」

類「ん？叉奈？？」

叉奈「あはは！」


スタッフルームで追い掛けっこを始めた二人を横目で見ながらツイッターを開く。




兎藍 @ _ usameido

到着したよ〜！みんなおはよう☆
今日の開店もいつも通り10:00〜です！
みんなのおかえりを御待ちしていま〜す！



お仕事用のアカウントで呟いて今日の出勤をお知らせしてと。

備え付けのロッカーからメイド服を出して着替える。
うさみみカチューシャを固定して、これでメイドの兎藍Aが完成！


あとは…今日もそろそろ来るかな？




？？「A〜…」

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