【男主】余 所 見 す ん な 。【栗花落カナヲ】

番外編:俺はロリコンではない。 ページ25

「ムー！」

「うおっ」


禰豆子に会いに行こうと思い、部屋の襖を開けた瞬間、運良く起きていたみたいで俺に抱き付いてきた。

ヤバい。顔がニヤける。

俺にロリコンの趣味はないが、たった二歳しか違わないのに本当に可愛く思う。

いつもの禰豆子はめっちゃ美人だけど、今は小さい姿になっているので、それはそれですっごく可愛い。

マジで妹にしたい。炭治郎うらやま。

だけど、断じて俺はロリコンではない。

「元気だった？」

「ムー！」

わぁ、何言ってんのか全く分かんないけどカァいいから良いや〜。

膝に乗せて頭を撫でてやると、嬉しそうに微笑む。

「ねぇぇぇずこちゃあああああん！！！」

突然大声が聞こえたかと思いきや、襖が壊れてしまうんではないかという勢いで開き、そこには善逸の姿が。

「禰豆子ちゃん！！！会いに来た..って、さ、幸。....禰豆子ちゃんに何してるんだ？」

「おお、善逸じゃん。見ての通り、撫でてんの」

すると、善逸は雷のごとく俺の胸ぐらを掴み、目をカッと見開いていた。


「お前...."俺の"禰豆子ちゃんに何してんだよぉ！？」




「...."俺の"だと？違うわボケ！俺のだわ！」



流石にそれは聞き捨てならない。

禰豆子は、俺のだ。

「じゃあ、どっちのものか禰豆子ちゃんに決めてもらおう！」

「ふん、望むとこだ」


「ムー？」


もう一度言わせてもらおう、俺はロリコンではない。



───────

こんばんちは、作者でふ。

初めての番外編でふ。

パート3くらい続きます。

ちなみに作者はロリコンでふね。

まぁ、自分もそれくらいの年何ですが....。

禰豆子ちゃんは、善逸の物でも幸くんの物でもありません。

当たり前ですよね。だって、私の物ですもん。←←え？？

俺はロリコンではない。2→←２１余所見

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