story 10 ページ11
楽しいバーベキューもあっという間に終わり・・・
の、はずだった。
ポタッ
主「ん・・・？」
水「雨・・・？」
花「ふぇ〜？」
壮「ちょっと、花江君部屋に連れて行きます。」
神「お、おう・・・」
壮馬がなっちゃん(←花江君)を連れてコテージに戻った瞬間
ピカッ
あおい「きゃっ、光った！」
ゴロゴロゴロ・・・
突然の雷、直後に雨の量が増してきた。
茅「うわー！降ってきたー！」
宮「急いで片づけよ！」
宮野さん、冷静・・・。
意外とこういう時、頼りになるんですよね。
劇団ひまわり、キングレコードのお兄さんは。
周りのみんなも片づけのお手伝いをしているのですが・・・。
主「あおいさーん、離してー」
雷がダメなあおいが
ずっと私の腕を掴んで離さないので、
動けないでいるのです。
主「コテージの中連れてくから、立って。」
そう言うと、素直に立ち上がった。
誰かに伝えてから連れて行ったほうがいいかな？
主「しょーちゃん、ちょっと私あおいコテージに連れてくるね」
短めに内容を伝え、コテージに向かおうとしたとき、
しょーちゃんが、思いもよらないことを口にした。
蒼「あ、僕が連れてこうか？」
えっ・・・？
主「・・・いや、いいよ。あおいの面倒見るのは慣れてるし」
蒼「そう・・・でも、男の方が力はあるよ？」
そう言われると、そうだけど・・・
鈴「おーい！若葉、ちょっと来てくれー！」
蒼「ね、呼ばれてるみたいだし、僕が連れてく。」
そう言って軽々とあおいを抱き上げた。
あれって、『お姫様抱っこ』ってやつだよね・・・？
鈴「若葉ー！」
宮「早くー！」
主「あ、はーい！」
先輩たちはこういう時に限ってタイミング悪い。
(こんなに近くで生お姫様抱っことか見れないのに〜！)
↑そういうシチュエーション大好き(自分はされたくない)
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作者名：咲姫 | 作成日時：2017年4月7日 15時
