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貴:…銀時、朝だよ。
銀:……zZZ
貴:…はあ。
私は布団から出て指を鳴らした。
ポフン…
白:どうした?A。
貴:散歩…一緒に行こ。
白:はい。
─外─
貴:ふわぁ…。
白:河原に行って一休みしよっか。
貴:うん。
貴:わぁ…気持ち良くって二度寝いっちゃいそー
白:本当に犬ですか?主は。
私は狐のお面を被り隙間から見える景色を眺めた。
貴:ねぇ、白夜。
白:なに?
貴:吸血鬼の私が本当に銀時達と一緒にいて良いのかな。
白:……?何故です?
貴:気味悪がれてほしくないって銀時には言ったけど、本当はさ?忘れていてほしかったんだ。
白:奴等に存在が知られてしまうから?
貴:うん。
私が実験体No.1の完成体だって知ったら銀時達…私から距離を置いてしまうかな。
白:主、あの人達はそんな事で離れてしまわないと僕は思います。
貴:……。
白:あれだけ真剣に話を聞いてくれて、心配してくれるなんていい人達じゃないか。
貴:…ええ、そうね。考えすぎたわ。
白:僕だっています。全部をA…主が背負わないで。その荷を僕にも背負わせてください。
貴:白夜…。
白:銀時さんも一緒ですよ。
貴:ふふっ。銀時は何でも背負い込んじゃうからね。
白:お二人さんそういうところは似てますね。
貴:そう…?
白:はい。
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作者名:aki | 作成日時:2018年1月21日 10時