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貴:今宵は満月か…。
……血が苦い…不味い…。
美味しい血を飲んでみたい…。
白:さきに依頼人の家までこの娘を帰しましょう。
貴:そうね。
・
・
─銀時達side─
銀:おい、新八!何で言ってくれなかったんだよ!
神:そうネ!Aまだ仕事したことないアルよ!
新:銀さん達が月詠さんと話してたからじゃないですか!
銀:とにかくその場所に…!
貴:ふわぁ……あ、銀時達。依頼終わっ…?!
神:A、怪我してないアルか!?
貴:大丈夫、全て返り血よ。
本当は嘘…所々やられたのはあったけど。
血…飲んだし。自分で傷くらいすぐに治癒できるし。
白:新八さん、依頼人の子は無傷で、今は寝ています。
新:白夜さん、ありがとう。
白:いえいえ。
銀:なあ、A。
貴:何?銀時。
銀:吸血鬼なら血…飲むよな?
貴:ええ。それがどうかした?
銀:どうだった?
貴:…不味かったわ。美味しい血…飲みたい…?
銀時の血…良い匂いが…。
銀:どうした、A?
貴:ねぇ、銀時。
銀:なんだ?
貴:銀時の血、飲みたい。良い…かな?
銀:ああ。良いぜ。
貴:ありがと。
カプッ
貴:んっ………ん……
!!…美味しい…血。
貴:銀時、ありがとう。
銀:どうだったよ、俺の血は。
貴:今までで最高の血だった。
銀:あんがとよ。
貴:また、貰っても良いかな?
銀:あんま飲むと銀さん持たねーよ。
貴:そこは大丈夫よ。
白:A、良かったですね。
貴:うん。
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作者名:aki | 作成日時:2018年1月21日 10時