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元の場所に戻ると柱に凭れて他の受験者を見る
ほんとに入れるのは数十人…いや、数人なんだな……
「137番…前へ…」
アスタさん…受かると…良い……な…
疲れから僕は目蓋を下ろし闇に落ちていった……
────
.
──
『……ん…?』
『(…あ、やばい…寝てた…)』
くしくしと眼を軽く擦りながら
回りを見ると帰っていく人ばかりだった。
[……お、起きたか…A]
『…おはよう、レヴィ…』
「…ふっ、全く…主は凄いな…」
『……?何が…?』
何が凄いのか訳が分からずレヴィアナに言った
[なんでもねぇよ…]
『……?』
[(……ヤミとかいう団長に寝ていたのを見られていたなんて…言えねーや…
つーか、寝てたの張れて其れを止める俺も大変だったんだけどな……
まぁ…良いか)]
ぱたぱた と翼を羽ばたかせながらAに止められる
『…レヴィ、何処に行くの?
裏口はあっち…反対側だよ…?』
[嗚呼、そうだったな。今から団長のところに言って挨拶するんだ]
『あ、い…さつ…?』
[最後の終わりにウィリアムという団長が言っていた]
『…ごめん…なさい。完全に寝てました…』
[くくくっ…!ほら、行くぞ!
たぶん此処を出たところで団長達が集まっているはずだ]
『……うん!』
僕はレヴィの横を歩いて着いて行った。
着いた時に見たのはアスタさんがヤミ団長にアイアンクローを咬まされているときだった…
『え、なに…これ…行きにくい…… (ボソッ 』
[A…俺もだ。 アスタと同じ目になりたくはないぞ]
『…右に同じくです… (´・ω・`) 』
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作者名:黒猫 | 作成日時:2018年10月20日 10時