4話 ページ6
─？side───
その頃の東京………
吸血鬼の一人、怠惰の
真昼「クロ！今日、御園の家で椿の事について話し合うからお前も行くぞ」
クロ「めんどくせぇ…」
真昼「ほら、後でポテチ買ってやるから！」
クロは猫姿で
ごろごろ…
クロ「…しょーがねぇな…」
真昼「ほら、行くぞ」
クロ「にゃーん」
ｶﾞﾁｬｯ──
夕方の陽にクロは猫姿で真昼の左肩に乗り、 有栖院 御園 の家に脚を進めた。
.
.
.
.
.
ｶﾞﾁｬｯ──
真昼「わ、悪い御園！遅くなった！」
御園「遅いぞ、城田！」
リリィ「御園、紅茶が冷めちゃいますよ？(ﾆｺｯ」
御園「嗚呼、すまん」
有栖院 御園 ────色欲の
スノーリリィ ─── 色欲の
真昼「あれ、鉄とヒューは？」
御園「嗚呼、あの二人ならさっき向こうの部屋に行った」
ｶﾞﾁｬｯ──
鉄「おー、真昼の兄貴来てたのか」
真昼「さっき来たとこ」
鉄「そうだったのか」
ヒュー「漸く来たか」
──ﾎﾟﾌﾝ!
コウモリ姿から人の姿に変わった。
ヒュー「全く、何時まで待たせるのじゃ！」
千駄ヶ谷 鉄 ───傲慢の
ヒュー・ザ・ダーク・アルジャーノン�契� 略して ヒュー ────傲慢の
真昼「其れで、椿に関する事って…？」
御園「其れもなんだが……」
ヒュー「もう一人吸血鬼が
ヒューは鉄の膝の上に座り、そう告げた
真昼「本当かヒュー！」
ヒュー「わしの
真昼「その吸血鬼って…？」
.
.
ヒュー「─────
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作者名：黒猫 | 作成日時：2018年7月29日 16時
