志村家の次女だコノヤロー【銀魂】

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『近藤さん…ストーカーって呼ばれて出てくる人居ませんよ…』

近藤「いいやAちゃん。人は皆、愛を求め、追い続けるストーカーよ」

『すみません…ちょっと意味が…』



すると、近藤さんが立ち上がり、銀さんに向き直る。



近藤「時に貴様。随分お妙さんと仲よさげに話していたじゃないか。一体どういう関係だ」

妙「許嫁ですぅ」

銀時「は？」

『ちょっ…姉上！？』



焦る私を見て姉上は私に耳打ちをする。



妙「安心してA。私はこんなマダオは眼中にないわ」

『べ、別に好きってわけじゃ…！！』

銀時「何が好きだって？」

『な、なな何でもないです！』

妙「まぁそういうワケですから、私の事は諦めて？」



姉上はいつものように笑って近藤さんに言う。
しかし、近藤さんは首を振る。



近藤「いやっ！いいんだお妙さん！君がどんな人生を歩んでいようと、俺はありのままの君を受け入れるよ！君が俺をケツ毛ごと愛してくれたように！」

妙「愛してねーよ」

近藤「おい白髪パーマ！！」



近藤さんが銀さんを指差す。



近藤「お前がお妙さんの許嫁だろうと関係ない！俺の方がお妙さんを愛している！」

銀時「…」

近藤「決闘しろ！お妙さんをかけて！！」



めんどくさい事になったなぁ…



新八「あの…A姉(ねぇ)？さっきから携帯が鳴ってますけど…」

『え？』



げ、沖田さん…
応答ボタンを押して近藤さんたちから離れる。



『どうしました？』

沖田『Aか？ちょっと今ヤベェんだ。緊急事態でィ。今すぐ来なせィ』

『あの…いや…私の方も緊急事態っていうか…』

沖田『んだよ、上司の言うことが聞けねーのかァ？』



また沖田さんは…
なにかとすぐ「上司」「上司」って…

はぁ、と溜息を吐く。



『分かりました。くだらない用事ならすぐ帰りますからね』



そう言って電話を切った。



『ごめん新ちゃん。上司から呼ばれちゃって…また後でね』

新八「あ、はい」

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