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偶然にも蛍が一瞬隙をみせた。


バレーをしていたからなのか、
それとも身に危険を感じたからなのか。

よくはわからないが、蛍を押して入り口に駆け走った。


これまでかと、長い距離にも感じたが
今は逃げることに精一杯だった。




『誰かっ、たすけ、…』




横扉なので、スライドさせるものだった。
だが、ガチャガチャと出させないとでも言うようにあかない。



扉を開けようにも、中にあるのは鍵穴らしきものだけ。




出口はダメだ。
窓から逃げよう。




体を後ろに向けた瞬間。
耳の横で、破裂音のような音がした。


一瞬耳が吹っ飛んだのかと思った。



だが、触ってみるとついていたので無事なんだろう。




横目で見ると、嫌でもわかる蛍の手。





『ぁ…、』


月島「なんでにげんの、」


『やだ、やだやだ。』


月島「誰も助けてくれないよ。」





先程まで倒れていた筈なのに、そりゃ突然動けと言われ動けるわけもなかった。





しかもみんなの事だから、練習しているにちがいない。








――――――――



こんにちは、モカです。



34件の投票ありがとうございました♡


たくさんの方に投票いただいて嬉しかったです!



残りまで少ないですが、よろしくお願いします。




(敢えて名前は控えさせていただいています。
アンケートの方も閉鎖させていただきました。)

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設定タグ:ハイキュー!! , 月島蛍   
作品ジャンル:恋愛
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モカ(プロフ) - もちゃこさん» ありがとうございます!初めての宮くんですが、頑張ります! (2018年8月3日 16時) (レス) id: 5993d4e948 (このIDを非表示/違反報告)
もちゃこ - 初めてコメントします。宮くんの小説楽しみです! (2018年8月2日 20時) (レス) id: ceaa89e085 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モカ | 作成日時:2018年6月30日 23時

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