104 ページ14
偶然にも蛍が一瞬隙をみせた。
バレーをしていたからなのか、
それとも身に危険を感じたからなのか。
よくはわからないが、蛍を押して入り口に駆け走った。
これまでかと、長い距離にも感じたが
今は逃げることに精一杯だった。
『誰かっ、たすけ、…』
横扉なので、スライドさせるものだった。
だが、ガチャガチャと出させないとでも言うようにあかない。
扉を開けようにも、中にあるのは鍵穴らしきものだけ。
出口はダメだ。
窓から逃げよう。
体を後ろに向けた瞬間。
耳の横で、破裂音のような音がした。
一瞬耳が吹っ飛んだのかと思った。
だが、触ってみるとついていたので無事なんだろう。
横目で見ると、嫌でもわかる蛍の手。
『ぁ…、』
月島「なんでにげんの、」
『やだ、やだやだ。』
月島「誰も助けてくれないよ。」
先程まで倒れていた筈なのに、そりゃ突然動けと言われ動けるわけもなかった。
しかもみんなの事だから、練習しているにちがいない。
――――――――
こんにちは、モカです。
34件の投票ありがとうございました♡
たくさんの方に投票いただいて嬉しかったです!
残りまで少ないですが、よろしくお願いします。
(敢えて名前は控えさせていただいています。
アンケートの方も閉鎖させていただきました。)
238人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モカ(プロフ) - もちゃこさん» ありがとうございます!初めての宮くんですが、頑張ります! (2018年8月3日 16時) (レス) id: 5993d4e948 (このIDを非表示/違反報告)
もちゃこ - 初めてコメントします。宮くんの小説楽しみです! (2018年8月2日 20時) (レス) id: ceaa89e085 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:モカ | 作成日時:2018年6月30日 23時