第6話 どんな気持ちか… ページ7
しばらく話を聞いているとそいつは自分の近くにあった壁を殴った
手からは血が滲みでている
そんなのお構いなしにそいつは話続ける
“偽りの平和”と聞いた瞬間、俺は身体が熱くなるのを感じた
何が分かるってんだ…………俺たちがどんな思いをしてきたか知らないくせに……
俺たちがどんなにこの街のために尽くしてきたか知らないくせに…………
最初、ガキだった俺たちは大人たちに冷たい視線を向けられていた…“子供なんかに何ができる”ってな………
プリーモの守護者集めだって、皆個性がありすぎてどれだけ苦労したことか
何度も大きな闘いがあり、そのたびに命の危機を感じることだってあった
確かにまだこの街を完全に前のような平和を取り戻せたわけじゃない……それでも、街は少しずつだけど、明るくなって着た
街の人たちも笑ってくれるようになった
俺たちのおかげだと………
なのに…なのに
誰がこの街を守ってやってんだと思ってんだよ…
ジ) 「G、落ち着け…」
そう言って俺の腕を抑えてきた
気づいたら右腕が震えていた
G) 「ああ…悪いな……」
プリーモは微笑むと
ジ) 「皆を解散させてくれるか？」
と尋ねてきた
G) 「ああ………分かった…」
頷くとプリーモは俺の肩を軽く叩き
少女の下へと行った
その間に俺は心を落ち着かせ、皆を帰らせた
ある程度皆がばらつき始めると再びプリーモの下へと戻った
そこでようやく、少女が美人だということに気づいた
スラッとした手足に白い肌 長いプラチナブラウンの髪に、灰色だが大きな瞳は綺麗で吸い込まれてしまいそうだった…………
ん？プラチナブラウンの髪に灰色の瞳………
それってまさか………
いや、そんなはずはない………あいつは……
俺はそこまで考えて思考を停止させプリーモに声をかけた
プリーモはこいつらの手当てをするらしく、俺たちのアジトに連れて行くことになり、俺はガキを背中に背負うとアジトに向かって歩き出した
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ミユツナ - ココさん» 返信遅れてすみません！ありがとうございます！がんばらせていただきます！(^_-)-☆ (2016年3月4日 12時) (
レス) id: 2caa172f35 (このIDを非表示/違反報告)
ココ - 一気に見ました！！とてもおもしろっかたです。これからも頑張ってください。！！！(最初のコメント、変な状態で送ってしまってすいませんでした)遅れてすいません。明けましておめでとうございます。これからも更新頑張ってください！！！！！！ (2016年1月30日 0時) (レス) id: d222e22b3c (このIDを非表示/違反報告)
ココ - 一気に見ました。 (2016年1月30日 0時) (レス) id: d222e22b3c (このIDを非表示/違反報告)
ミユツナ - 刹那さん» ありがとうございます(≧▽≦) そうですね、そろそろ更新再開しようと思うんですけど、きりがいいので年始に入ってから更新させて頂こうかと思っています！ですのでもう少しだけお待ち下さい！応援よろしくお願いしますm(_ _)m (2015年12月28日 9時) (レス) id: 2caa172f35 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - いい話ですね(^ ^) 続きが気になります。 無理せず頑張って書いてくれませんか？ (2015年12月22日 19時) (レス) id: cbc0540928 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミユツナ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/akimiyu17/
作成日時：2014年10月4日 21時
