第4話 弟？？ ページ5
ジ) 「着いたぞ…」
貴) 「着いたって…ここは……」
そう言って見上げる少女は驚いた
そこには貴族が住みそうな屋敷だったからだった
ジ) 「さっ入ってくれ!」
プリーモと言われる男は少女の手を引きエスコートし、リビングとおもわれる場所へ案内した
G) 「じゃあ、プリーモ。俺は救急箱とって くるからお前は、お湯とタオルでも用意 しといてくれ！」
紅髪の男は少年をソファーに座らせると部屋をでて行った
ジ) 「君も、ここに座っているといい。少し ゆっくりしといてくれ(微笑)」
貴) 「あっ、あの！」
ジ) 「ん？どうした？」 男はドアノブに手をかけたまま振り返った
貴) 「あっ、いや…ありがとうございます」
男は少し微笑んで“ああ”と答え部屋をでて行った
貴) 「………ふぅ………」
少女は少年の隣に腰をかけた
「ねえ、お姉ちゃん………」
貴) 「ん？何？」
「どうして、私の弟って言ったの？」
首を傾げながら尋ねてくる少年に微笑むとそっと頭を撫でた
貴) 「もし、私の弟だって言えば許して貰え るかなって想ったの……でも、余計に恐 い想いさせちゃったね…ごめんね……」
「ううん！そんなことないよ！それに、 全然怖くないもん！」
誇らしく笑ってみせる少年に微笑みながらもおでこをつんと指で突く
貴) 「でも、どんな理由があっても、泥棒は ダメよ！犯罪だからね！」
「…はーい……」
貴) 「でも、どうしてあんなことしたの？お 腹がすいていたの？」
「…僕のお父さんいないんだ。お母さ んも病気で働けないから、お金がなく て……お母さんに食べさせてあげよう と想ったんだ……」
貴) 「そっか………やさしいんだね……」
そう呟くと、少女は立ち上がった
貴) 「よし、じゃあ私がなんとかしてあげ る!」
「えっ!?なんとかって？？？？」
貴) 「クス……まあ、あまり気にしないで」
また微笑むと少女は部屋をでて行った
続く
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ミユツナ - ココさん» 返信遅れてすみません！ありがとうございます！がんばらせていただきます！(^_-)-☆ (2016年3月4日 12時) (
レス) id: 2caa172f35 (このIDを非表示/違反報告)
ココ - 一気に見ました！！とてもおもしろっかたです。これからも頑張ってください。！！！(最初のコメント、変な状態で送ってしまってすいませんでした)遅れてすいません。明けましておめでとうございます。これからも更新頑張ってください！！！！！！ (2016年1月30日 0時) (レス) id: d222e22b3c (このIDを非表示/違反報告)
ココ - 一気に見ました。 (2016年1月30日 0時) (レス) id: d222e22b3c (このIDを非表示/違反報告)
ミユツナ - 刹那さん» ありがとうございます(≧▽≦) そうですね、そろそろ更新再開しようと思うんですけど、きりがいいので年始に入ってから更新させて頂こうかと思っています！ですのでもう少しだけお待ち下さい！応援よろしくお願いしますm(_ _)m (2015年12月28日 9時) (レス) id: 2caa172f35 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - いい話ですね(^ ^) 続きが気になります。 無理せず頑張って書いてくれませんか？ (2015年12月22日 19時) (レス) id: cbc0540928 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミユツナ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/akimiyu17/
作成日時：2014年10月4日 21時
