第13話 聞きたくない ページ14
またまたジョットSIDE
ジ) 「聞いてもいいか？………何故急にいな くなったんだ？」
俺はAに問い掛けた
貴) 「……ごめん、急にいなくなったのは悪 いと思ってる………だけど、今はまだ言 えないんだ………」
Aは俯いたまま答えた
凄く暗くて、一瞬本当にこの人はAなのかと思ってしまう
あのいつも笑っていた頃には考えられないような表情だ
この数年間一体何があったんだ……
ジ) 「そうか………」
ふと、俺はAの顔を見た
暗い表情をしてないが、白い肌にすっとした鼻で白い肌の中にあるちょこんとした口は桜色に綺麗に染まっている
だが、何より印象的なのが
あの灰色の目だ
その灰色の目は不思議と、汚いとは思わせなくて、とても綺麗でその瞳に吸い込まれるような目だった
しかし、今はその綺麗な目に陰りがあって、どこか億劫そうな雰囲気をまとっていた
俺の視線に気づいたのか、Aは顔を上げた
貴) 「………何？」
首を傾げながら尋ねてくる姿が愛くるしくて思わず少し笑ってしまう
笑ったことにますます疑問が生じたのかさらに顔をしかめていく
ジ) 「いや、すまない……表情は変わってい ても顔は変わってないなと思ってな…」
貴) 「………ジョットも相変わらず変わって ないね身長が大分伸びたみたいだけど… 前はあたしと同じぐらいだったのに…」
俺の言葉に不満を持ったのか、背伸びをして俺の頭に手を添えようとしてくる
貴) 「……………まだ、自警団と言う夢…捨 ててなかったのね………」
ふと、Aが言った
ジ) 「ああ……今となっては、自警団でわな く“ボンゴレ”という“マフィア”に なったがな………良かったら、Aも
ボンゴレに入らないか？……」
貴) 「悪いけど、今の私にボンゴレに入る気 はないわ………」
Aは夕日を見て言った
ジ) 「………どうしてだ？」
聞きたくない……
不意に俺はそう思った
何故入らないかわかったような気がしたから
貴) 「…どうしてもと言うならまた後日ここ に来て…この森の奥の小屋にいるから」
そう言ってAは俺に背を向けて森の奥へと去って行った
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ミユツナ - ココさん» 返信遅れてすみません！ありがとうございます！がんばらせていただきます！(^_-)-☆ (2016年3月4日 12時) (
レス) id: 2caa172f35 (このIDを非表示/違反報告)
ココ - 一気に見ました！！とてもおもしろっかたです。これからも頑張ってください。！！！(最初のコメント、変な状態で送ってしまってすいませんでした)遅れてすいません。明けましておめでとうございます。これからも更新頑張ってください！！！！！！ (2016年1月30日 0時) (レス) id: d222e22b3c (このIDを非表示/違反報告)
ココ - 一気に見ました。 (2016年1月30日 0時) (レス) id: d222e22b3c (このIDを非表示/違反報告)
ミユツナ - 刹那さん» ありがとうございます(≧▽≦) そうですね、そろそろ更新再開しようと思うんですけど、きりがいいので年始に入ってから更新させて頂こうかと思っています！ですのでもう少しだけお待ち下さい！応援よろしくお願いしますm(_ _)m (2015年12月28日 9時) (レス) id: 2caa172f35 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - いい話ですね(^ ^) 続きが気になります。 無理せず頑張って書いてくれませんか？ (2015年12月22日 19時) (レス) id: cbc0540928 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミユツナ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/akimiyu17/
作成日時：2014年10月4日 21時
