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5話 ページ5

You,side




pruuuuuuuu




警察庁を出て、タクシーを拾い乗り込んだその時、




電話がきた。




「東都ホテルまで」




早口で言い、電話に出る。




「もしもし」




ベル「帰って来たようね、カルーア。」




「ええ。つきさっきね。で、要件は?」




ベル「相変わらず察しがいいのね。」




「あなたが何も無しに電話してくるとは思えないだけです。」




「で、要件は?」




ベル「明日の夜、いつものバーで待ってるわ。」




「分かりました。」




ベル「じゃあ、Good night.」




「You too.」









『いらっしゃいませ。』




マスターにカウンター席に案内される。




「カルーアミルク」




『かしこまりました。』




「お久しぶりですね、ベルモット。」




ベル「同じものを頂戴。」




『かしこまりました。』




ベル「ええ、2年ぶりかしら?」




「そうですね。」





「ところで、ここにまで呼んで何の用ですか?」




ベル「そう焦らないで。」




ベル「次の取引、あなたも同行しなさい。」




「何故急に?いつもはジンたちだけのはずですが?」




ベル「最近、ジン達が暴れてるお陰で、公安に目付けられてるのよ。」




「なるほど、それで僕を。」




ベル「ええ、ボスのお気に入りのあなたは、そう簡単に捕まらない。」




「確かに。」




「分かりました。」




「詳細は後で連絡下さいね。」




ベル「もう行くの?」




「ええ、生憎まだホテル暮らしで、ディナーの時間が迫ってるので。」




「また誘ってくださいね。では。」




ベルモットの分も一緒に支払い、店を出る。




この時間は、タクシーはもう無い。




電話で呼ぶという手もあるが、




風が涼しかった為歩くことにした。





所で、何の取引なのだろうか。




銃かクスリか。




その辺りだろう。




公安にマークされているとなると厄介だ。




俺が潜入していることを知る者は少ない。




それに、もし風見くんらがマークしている組織となると余計に厄介だ。




色々考えているうちに、ホテルに着いた。




次の取引はいつなのだろう。




明日あたりには連絡が来るだろう。




日本に帰り2日目の夜を迎えた。




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作者名:Autumn | 作成日時:2019年6月23日 16時

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