智side59 ページ12
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ニノ、確かに微熱なんだけど、完治するまではゆっくりしてもらわないと…
ニノまで拗らせちゃ困るからね、笑
ちょっと厳しいけど、明日の朝には下がってるはず。
それより…
翔くん。
熱下がったとおもったら上がって…
体力的にもかなりきついだろうな。
翔「っげほ、ごほ！…はぁっ…さとっくん…」
智「ん？どした？」
翔「…のど…かわ、いた…」
智「喉乾いた？……ちょっと起こすよ？」
よっと…
ん？ちょっと痩せたんじゃねーの？
まあでもそっか…最近食べてなかったもんね。
智「はい。ゆっくりね？」
翔「…んっ」
ペットボトルにストローを指して渡すと、おいらの言ったとおりゆっくりの飲んでる。
熱でほっぺが赤くなって可愛い、笑
ついでに冷えピタを張り替えてベッドに寝かせる…
智「翔くん、寝れるんだったら寝ちゃいなね？」
翔「…ん…はぁ…はぁ…」
おいらが上下する胸をさすってたらあっと言う間に規則正しい寝息が聞こえて来た…
このまま朝まで寝てくれれば…
そんなおいらの願いも虚しく
潤「リーダーっ起きてー」
智「…ん…？ど、した？」
潤「翔くん…さっきまた…」
智「吐いちゃった？」
潤「それで、服とか汚れちゃって…」
智「そっか…翔くん今どうしてる？」
潤「リビング連れて来て、ソファに寝かせてる。結構ぐったりしちゃって…服は着替えさせたんだけど、ふとんが。」
智「わかった…おいら翔くんのとこ行って来るから、相葉ちゃん起こして和室お願いしてもいい？」
潤「わかった！」
おいらがリビングに入ると、そこには翔くんの辛そうな息遣いだけが響いていた…
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作者名：aki | 作成日時：2014年7月30日 22時
