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しのside
パッと目が覚めたら見覚えのない景色だった。
雪翔｢にに？｣
紫｢雪翔…？｣
雪翔｢おはよう。先生呼ぶな？｣
紫｢うん…？え、ここ病院？｣
雪翔｢せやで。さっきまでかかもおったけど１回帰った。樹くんたちにも言うとくな｣
紫｢俺、倒れたん？｣
雪翔｢せや。覚えてへんの？｣
紫｢うん…てか雪翔大阪帰らんで大丈夫やったん？｣
雪翔｢大丈夫。ちゃんと単位取れるし｣
紫｢そっか。俺どんぐらい倒れとったん？半日？｣
雪翔｢2日間寝っぱなしやったんやで？｣
紫｢2日！？｣
雪翔｢そう！無茶しすぎや！みんな怒っとったで｣
紫｢いやそう言われたって…｣
雪翔｢かかは泣くしととは激おこやしメンバーさんもブチ切れやで。なんであんなん隠しとったん｣
紫｢雪翔お前どこまで知ってんの？｣
雪翔｢滝沢くんから全部聞いた。事務所の人から色々されとったんやろ？｣
紫｢まあ…｣
雪翔｢いっつも自分の事言わんのやから｣
医者｢失礼します。四ノ宮さーん？｣
雪翔｢先生、兄が起きました｣
医者｢おはようございます。四ノ宮さんちょっと診察しますね｣
紫｢よろしくお願いします｣
雪翔｢じゃあ俺は外出とくから。メンバーさんからちゃんと叱られてね！｣
紫｢おい！｣
そう言った雪翔は出ていった。
その後、俺は医者から説明を受けて栄養不足や睡眠不足、ストレスなんかがあった上にエナジードリンクの飲みすぎでカフェイン中毒を起こして倒れたと説明を受けた。
医者｢後2.3日したら退院してもらって大丈夫ですけど、激しい運動は禁物です｣
紫｢5/1にライブあるんですけど、ダメですか？｣
医者｢事情は聞いています。ドクターストップかけたい所なんですが、終わったらすぐに近くの病院で診察を受けてくれるなら、大丈夫ですよ。近くの病院には連絡しておくので｣
紫｢わかりました。ありがとうございます｣
医者｢では、診察は以上です。お大事にしてください｣
紫｢ありがとうございました｣
そう言って医者が出ていくと、代わりにメンバーが入ってきた。
のくせに、こいつら俺の事ずっと睨んできてなんも言ってこない。
怒ってる…よな？
紫｢あー、おはよう？｣
ST6｢…｣
紫｢倒れちゃってゴメン｣
ST6｢…｣
大男6人がベッド囲んで見下ろしてくるのめっちゃ怖いんやけどなぁ…。誰かなんか言ってくれんかなぁ。
紫｢えーと、後2.3日で退院出来るらしいです。はい｣
桃｢言いたいのはそれだけ？｣
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作者名：むー | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/st1995617
作成日時：2023年4月4日 19時
