ラーメンっておいしいよね ページ6
ｷﾞｬﾘｯ
音を立てて剣が交わる。
村「・・・いい動きだな。」
あっぶなかったー！！ぎりぎりで間に合ったわたしの剣。
普段の稽古の成果だ。忍田さんに感謝しなくては。
しかし、私の体勢は崩れる。このままではやられてしまう！
あっ、そうだよ。こういう時のためのグラスホッパーじゃんか。
『グラｓ村「逃がさないぞ。」
『ふぁっ！？』
ｻﾞｼｭｯ
ー峯ヶ崎 緊急脱出 １−１ー
やられた・・・。
まさかのレイガストでトリオン供給器官を破壊されるとは・・・！
私としたことが・・・。
そんなこんなで十本目終了←おい
『６−４・・・。あぶねええええ！！！』
村「ちっ、もう少しだったのに・・・。」
『残念でしたね！今回も私が勝ち・・・いだだだだだ！いひゃい！』
村上先輩に頬を伸ばされる私。トリオン体だからって、力加減くらいしてほしいものである。
村「調子にのるなよ。次は俺が勝つからな。」
『ふんっ！望むところですよ！！』
そんな会話をしながらフロアへ戻る。
するとそこにある人物が。
荒「よぉ、鋼。Aとランク戦やってたんだな。見てたぜ。」
『荒船先輩！久しぶりですね！』
村「見てたのか。やめろよ、まったく。」
荒「見るに決まってんだろ。周りの隊員たちがザワついてたぞ。」
『あれ・・・？私のことはスルーな感じですか・・・？』
相変わらず荒船先輩は冷たいなぁ。
荒「そうだ、ここで話すのもなんだし、飯食いにいかないか。」
村「おぉ、いいな。Aもどうだ？」
やっと構ってもらえた！！
『行きます行きます！行かせてください！！』
荒「よし、決まりだな。じゃ、さっき負けたから今日は鋼の奢りで決定だな。」
村「・・・。分かったよ、仕方ない。」
村上先輩が素直だ！珍しい！
『わーい！村上先輩、ごちそう様です！！』
村「言っとくが、次はお前の奢りだからな、A。」
げっ、まじかよ。でもここで断ったら次対戦してくれないな・・・。
『分かりましたよ〜。でも今日は先輩の奢りですからねっ！やっぱりラーメンですか！？』
荒「そうだな。鋼もいいだろ？」
村「あぁ、大丈夫だ。」
他愛のない話なんかをしながら私たちはラーメン屋へ向かう。
それにしても、この二人の関係がよくなって本当に良かったと思う。
ラーメンを食べながら、ふとそう思った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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メテオラ
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あずきいろ
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Ａｋｉｈａ(プロフ) - コメントありがとうございます！確かに歳上ですね、抜けてました。ご指摘ありがとうございます!! (2016年2月26日 22時) (
レス) id: de643c97bd (このIDを非表示/違反報告)
白雪姫@クラリネット奏者(プロフ) - 初コメです！ 初めて読ませて貰いましたが、面白かったです。 あと太刀川さんはレイジさんのことを呼び捨てで呼んでないですよ。 年上ですから。 (2016年2月24日 20時) (レス) id: b08919986f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁羽 | 作成日時：2015年11月29日 18時
