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マスターと3人でお話を続けると気づけば22時。



「もう22時だけど時間大丈夫?」


明日は新しい企画が始まるんだっけ。



「あ、もうそろそろ失礼します。」



「Aさん、明日もお仕事?」


気づけば涼太さん、Aさん、と呼ぶようになって。



明日は金曜日。


普通の人はみんなお仕事じゃないの?って思ったけど

涼太さんはサラリーマンじゃないっぽいし。



特殊なお仕事みたいだし。



「あー明日から新しいプロジェクト始まるんです。

広告関係でCM起用ーーー」



「お。芸能人のオファー関係ー?」


とマスター。




「そうです。最近の流行りとかわからなくて…」



詳しい話はわからないけど

advertisement 対象10代〜30代(?)

って書いてあったはず。



「それなら最近のドラマの3Aの中からは?」



マスターのその声にそうですね、と。


最近人気出てる若手が揃ってるから

いいかもしれない。



心の中で納得していると、マスターが一言。


「GENERATIONSの片寄涼太って人気なんでしょ?」



GENERATIONS?亜嵐のグループのメンバーさん?



「そうですね、片寄涼太さんなら、、

だけどまだ詳しく対象のものもわかってないので。」



マスターの目を見てそう答えると

そっか、とちょっと残念そうな表情。



「GENERATIONSの片寄さん、

マスターの激推しくんなんですね。



考えてみます。」




そっかそっか、と嬉しそうに笑うマスターを横目に

涼太さんに話しかける。



「涼太さんはどう思いますか?

ディズニーで撮影すべきですかね。」



「だから俺、

ディズニーのキャストさんじゃないから。」



その設定まだ続いてたのかよ、と笑う涼太さん。



「あ、そうでしたっけ。」


「うん、違うよ。

ヒント、もっといろんな意味で広いところ。」



「そんな曖昧なヒントでわかるわけないです〜。」



そう言って立ち上がるとマスターにお金を払う。




「ご馳走様でした。今夜本当に楽しかったです。


きっと、また来ますね。」




そう言って軽く頭を下げる。



「またね。おやすみなさい。」


そう言う涼太さん。


「ありがとうございました。おやすみ。」


マスター。

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設定タグ:GENERATIONS , 白濱亜嵐 , 片寄涼太   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ちゃんこなべ。 | 作成日時:2019年2月27日 9時

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