上がって落ちる ページ9
夏油傑が去ってから、高専では緊急会議が行われた
12月24日に放たれる千の呪い、そして攫われたAについてが主に話し合われた
そして
真「私らがそのAについての身元調査ってことか」
憂「僕はAちゃんと友達だし、元同級生が何か知っているかもしれないからね」
1年生ら4人がAが攫われた場所の手がかりを探すこととなった
憂(久しぶりに帰ってきた
転校してきてから1年もたっていないから当たり前だけど何も変わっていない)
久し振りに帰ってきた街を見渡す乙骨
棘「高菜？」
憂「ああ、うん大丈夫だよ」
高専に転校してきた訳を知っている狗巻は心配そうに乙骨に声をかける
それに少し困ったように微笑む乙骨
パ「お、あそこにいる奴に話聞いてみようぜ」
丁度下校途中と見られる学生がいたため、話しかけることにした一同
憂「ちょっといいかな」
学「はい・・って乙骨！？」
突然声をかけられたこととそして、4人をロッカーに詰めた主犯の登場に後ずさる男子学生
憂「ああ、待って！話を聞きたいだけなんだ！」
学「は、話？お前と話すことなんてねえよ！」
真「おい、いきなりその言い方はねえだろ」
自分と乙骨の間に突然現れた真希ににらまれ、怯む男子学生
憂「話を聞いたらすぐに帰るから！」
棘「しゃけ」
学「しゃ、しゃけ？本当に話を聞くだけなんだろうな？」
パ「だからそうだっていってんだろうって」
パンダが横からそういうも、男子学生には届かない
呪霊が見えない彼には乙骨、狗巻、真希の3人しか見えてないのだ
乙「聞きたいのは、沢渡Aちゃんのことなんだ
ここの中学校に通ってたと思うんだけど・・・」
学「・・ああ、聞いたことある。去年まで同じクラスだったから」
真「お、いきなり当たりか」
もっと調査が難航すると思っていた4人は情報源を早々に見つけることができたことに歓喜する
調査が速く進めば進むほど、Aを助けることができる確率が上がるからだ
しかし、喜ぶ3人(見えていない1匹)を申し訳なさそうにみる男子学生
学「喜んでいるところ悪いけど、俺はあんま関わりなかったから力にはなれない。
あいつ、学校のほとんどのやつから嫌われてたから。
ずっと学校も来てないし」
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ばちょふ(プロフ) - 皐月さん» シンプルだからこそ一番嬉しい！ありがとうございます (2021年2月2日 1時) (
レス) id: cb6f8d48f0 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 面白い！ (2021年2月1日 23時) (レス) id: f8e3029858 (このIDを非表示/違反報告)
ばちょふ(プロフ) - 勇者ああああさん» 私の心の声ですね！！笑 (2021年2月1日 20時) (レス) id: cb6f8d48f0 (このIDを非表示/違反報告)
勇者ああああ - 今まで呪霊ってレジ袋利用するか聞いてきたりしてたけど、「ヤダネェェエエツカレタナァア」って自分の意思を伝えてくるヒトはあまり見かけない為ツボりました (2021年2月1日 20時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ばちょふ(プロフ) - ぬひさん» コメントありがとうございます！とても励みになります、大まかな内容は決まっているので楽しみにお待ちください！ (2021年2月1日 3時) (レス) id: 11acd585c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばちょふ | 作成日時：2021年1月28日 22時
