天内理子の親友【呪術廻戦】

おはよう ページ4

理「A！おはよう！！」

ボッチ飯をしていた12時30分を過ぎたころ、私の大好きな子が登校してきた

『わっ、理子ちゃん汗かいてるよ。ハ、ハンカチ！』

理「ありがとう！」

はー疲れた！って汗を拭うこの子は天内理子ちゃん

私の人生唯一のお友達

『今日来るの遅かったね、どしたの？』

そう聞くと、ギクッと分かりやすく動揺する

さすが陽キャ代表、クラスの人気者

理「あーあの、あれ！そう！

登校中に拾った子猫が実は5匹兄弟で道路に飛び出しそうなのを助けてたら遅くなったの！」

『え、理子ちゃん、車登校…』

理「そ、そそそれは黒井が猫を轢きそうになったからで！」

支離滅裂な言い訳を必死にする理子ちゃん

うん、今日もかわいい、住む世界が違う

『そっか…理子ちゃんは優しいね』

そんな理子ちゃんを見てると自然と笑顔になれるからきっと前世は魔法使いか魔術師

誤魔化せてないのに何とかなったと安心しているところも理子ちゃんの魅力だと思う

理「私もご飯まだなの、一緒に食べよ！」

いそいそと黒井さんが作ってくれたというおいしそうなお弁当を出した、んだけど

理「私の弁当があああ！」

走ってきたからか、お弁当が寄って混ざってお肉と野菜と果物とお米の塊になってた

分かりやすく落ち込む理子ちゃんに思わず笑ってしまう

『私のお弁当、半分あげるよ』

理「よいのか！？」

嬉しそうにこっちを見る理子ちゃんだけど、口調が戻ってる

おばさん臭いその口調の方が実は好きなんだけど、これを言うと嫌がられちゃうから言わない

うひゃーと私のお箸を使ってお弁当を食べる理子ちゃんはやっぱり大事な友達だ

理「お礼にAのその長い髪を私が結ってあげる！！」

『いや、それは誠心誠意お断りさせていただきます…』

遠慮しないで〜っていうけど、それは私にとって有難迷惑なんです許して…

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