天内理子の親友【呪術廻戦】

赤い屋根の普通のお家 ページ30

そのあとはあれよこれよとお風呂に入らされ綺麗な服に変え髪を整えて綺麗にしてもらえた

硝子さんが「髪切るよ」って言ってくれたけど断った

理子ちゃんやってくれた私の長い前髪を右目の上あたりで綺麗に分けてくれたこの髪型がいいもん

前髪が短いと理子ちゃんからの贈り物じゃなくなるの

綺麗になった私はさあいくぞと悟さんに手を引かれる

展開が早い

悟さんのフッ軽は健在なようですもう何も言いません

黒い車に押し込まれそうになった時に傑さんが止めた

傑「本当に行くのかい？

森内さんは隈が酷いし痩せこけている酷い姿だ」

硝「まーこのままいけば五条捕まるね」

鏡見てないから分からないけど私の姿はかなり酷いらしい

『あ、ああの大丈夫です。隈が酷いのはいつもなので…それに、きっと、あんまり心配されてない』

あー…自分で言ってて悲しくなってたかも

今更わかってたことなのに

悟さん達はよく分かんないって顔してるけど分かって欲しいとは思ってないの

『ほんとに、きき、気にしないでください

１ヶ月帰ってないのに捜索願出されてないのも分かってますから…

誰でもいいから私の気持ちを分かって欲しいって思うほどもう子供でもないので』

そういうとポカーンってびっくりした顔になった皆さん何事

悟「可愛くねえガキだな」

『あうちっ』

デコピンされたそれも三発

陽キャだからってすぐに手を出しても許されると思うなよっ…やり返せないけど

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車に揺られて10分ほど…っていうのは私の体感

ずっと寝てなかったから車が出発してすぐに爆睡ちゃんかましました

だって凄いんだよ

車は全然揺れないし、付属のクッションもふっかふか

眠くならない方がおかしいと思う

ではまた、って私たちを降ろして車は行っちゃった

目の前には赤い屋根のどこにでもあるお家

表札には『森内』ってあるはい私の家です

悟「普通の家じゃん」

『普通の家の生まれですので…』

ちょっと珍しそーにお母さんが趣味でやってるプランターのお花を眺めてる悟さん

さてはお主普通ではないのか

格の違いを隠さなくなってきたのは嫌味ですかね

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