天内理子の親友【呪術廻戦】

特級呪物 ページ22

そっからはもうこの辺の呪術師総動員だった

式神使いと傑が何とか呪胎の進行をとめてたけど、呪胎は止まる気配を見せない

途中で見つけた呪霊をバリバリ食いながら呪胎はどんどん成長して

気が付いたらその辺の電柱より大きくなってた

瘴気のせいで無下限が使える俺と式神使いと傑しか対応できなかった
(あと夜蛾先生の呪骸。溶けたの見て泣いてた)

特級ではとても測りきれない呪胎は俺が吹っ飛ばしてもよかったんだが

倒しきれなかった時吹っ飛ばした先での被害等々を考えたら封印しかないってことで

そいつは特級呪物として封印され高専で保管することになった

瘴気にあてられたパンピー共はまだ呪胎が未熟だったこともあり次の日にはケロッとしてたらしい

け、皮肉なこった

正直あそこで盤星体の人間が死んでもなんも思わなかっただろーな


んで、あのガキは今地下で監 禁中

話しかけてもビンタしてもなーんも反応しないのつまんなって食い物食わないアイツの点滴替えに行った硝子が言ってたな

あのガキについては上層部が連日話し合ってるんだと

前代未聞の事態に大慌てでブレイクダンスでも踊ってんだろ

だが

悟「俺らが天内のこと守れてればこうはならなかっただろ」

傑「…ああ」

天内と一生の別れになったとしても、あのガキは天内が生きてればよかったはずだ

なにも守れてない、何も救えてない

完全なる俺らの敗北だった

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