Essential_01▼コムドット (ページ37)

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▽episode02_あむぎりページ37

「あっちゃん！」

あむぎり「あ、Aさん！」

エントランスでたまたま会ったAさん。大きな買い物袋を抱えてたので、二つ受け取る。

「ごめんね、重いでしょ。」

あむぎり「重いからこそ持たせてよ(笑)」

俺だって、男だからね！
ちょっとでもいい格好、したいし。

「ん、ありがと。」

エレベーター内でも最近どうとか、ゲーム次はいつできそう？とか他愛のない会話をしていた。

「てか思ったんだけど、真横にいるのにオンラインしてる意味なくない？(笑)」

あむぎり「そうだよね(笑)」

「うちにする？そっち行った方がいい？」

…Aさんちで2人は、なんかちょっと、ちょっとというかだいぶ気が引ける。緊張しすぎてゲームどころじゃなさそうだ…。

あむぎり「嫌じゃなければこっち来てほしいな！」

「嫌じゃないよー！じゃあ今日行くね！」

あむぎり「うん！待ってる！りょーまとかもいるしスマブラとかマリパもやろーよ！」

「やりたーい！！」

Aさんの部屋へ荷物を届けて、編集の続きに取り掛かる。

…早く終わらせて、Aさんを待とう。

あむぎり「ねね、このあとAさん来るけど一緒にゲームしよって。」

りょうまと乙部を誘って、ゲームの準備。4人になるしマリパとかのが楽しいかなあ。

りょうま「まじ！？するする！」

乙部「え、俺らもいいの？」

あむぎり「人数多い方が楽しいよ！」

りょうま「さっすがあっちゃん！ってかAさんマジなん？あっちゃんも？？
かわいいけん、優しいし、わかるけど、メンバー全員狙っとるって、大変やないと？」

…わかってるよ。

かわいいのも優しいのも俺だって知ってるもん。