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とにかく話を、と混乱する場を収めてAの家の中へ。
やまとが持参したクッキーやらケーキやらを広げるとAは目を輝かせて手を伸ばした。
やまと「とりあえず…、全員Aと知り合いだったってこと?」
「そういうことだね。」
もぐもぐとスイーツを頬張りながら、やまとに相槌を打つA。
メンバーはいまだにポカンとしている。
「あっちゃんはゲームでね!会うのは初めてだね?」
あむぎり「そうですね…!」
想像と違ったのか、はたまた想像通りだったのか、あむぎりは少し顔を赤くして俯いた。その様子を見てAは微笑んでみせた。
「ひゅうがくんはいつもカフェ来てくれるもんね。ゆーまくんはコンビニ前のタバコ仲間だもんねえ。」
ひゅうが「まあ、そうだね…!」
ゆうま「そーですね〜…!」
ひゅうがもゆうまも、少しバツが悪そうにAに合わせて頷いた。
ゆうた「俺はいつもショップで、ね?」
「ゆたくんのおかげであのお店は成り立ってるよ〜(笑)」
ゆうただけは自らAに問いかける。ゆうたの左耳には今日もAとお揃いのフープピアスが揺れる。
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作者名:aki | 作成日時:2022年3月24日 20時