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悪戯な顔をしてAは自分の右耳を指差してから、しーっと口元に指をやった。



ゆうた「(Aさんも、付けてくれてるんだ。今日も。)」



足を組み替えたときに、少し音を立てたゆうたの左足首のアンクレット。

華奢なデザインだが、ゆうたにはよく似合っていた。





ひゅうが「で、やまとは不動産屋でAさんと会ったの?」



やまと「そそ。そのあと挨拶来てからは何回かこうやって糖分差し入れしてる(笑)」



「やまとが来ると甘いのいっぱいもらえるからね〜!」




ゆうま「女性に言うのはアレかもしれないんですけど…、Aさん痩せました?」




ひゅうが「そう?あ、別に太ったって意味でもないからね!」



あむぎり「この前風邪引いたって言ってたからですか??」



「風邪のせいもあるけど、ゆーまくんに会うときってスーツとかフォーマルな格好してることが多いからかな〜。
舐められないようにちょっと大きく見せようとしてる。(笑)」




ゆうまの知るAは高いヒールにスーツ。
キャリアウーマン的なイメージが強かった。

部屋着のAはオーバーサイズのセットアップだがショートパンツで華奢な足がさらに細さを露呈させている。

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作者名:aki | 作成日時:2022年3月24日 20時

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