【REBORN!】君の隣に Ⅲ 《沢田綱吉》 (ページ41)

今日:20 hit、昨日:0 hit、合計:118,951 hit

135 強烈な頭痛ページ41

挑発してくるようにいった白蘭に、ツナは負けじと言い返す。

ツナ「……オレはとっくに

できてるぜ」

その言葉通り、ツナはテレポーションするように白蘭の前に現れ…攻撃を仕掛けた。

ラル「……いつの間にこれほど強く……」

ラルは、ココに来たばかりのツナの姿を思い出す。

もう今の彼に…あの頃の弱い心をもったツナなどいない。

ス「これが過去から呼ばれ、いくつもの戦いを経てこの『時代』に鍛え上げられた沢田綱吉。」

だが、さっきの言葉がみょうに気になる。

貴「……準備が、出来た…？なんの…？」

するといきなり、ものすごい頭痛が私を襲った。

貴「……ぐぁっ！！」

ディ「A？！」

もう……立っていられないほどの強烈な痛みが……。

一瞬、楽になったと思った瞬間。
"私"の意識はなくなった。

そのころ、ツナたちは……

たくさんの炎を拳にまとわせ、殴ろうとしたツナ。

それを止め…白蘭を守ったのは……

笹「……なっ……なんだと……？！」

ス「……なんで、お前がそっちにいんだ！！！」

誰もが動揺した。

その人物とはーーー

白「……ありがとう、Aチャン」

いきなり、スイッチが切れたかのように倒れたはずのAだった……。

ツナ「……白蘭っ！！

お前、Aになにをした！！」

怒るツナ。
次の瞬間、Aからツナに攻撃を仕掛けた。

貴「……白蘭様には、ひとつも触れさせません。
沢田綱吉……あなたの相手は私です。」

洗脳された時のAに戻っていた……。

X「……白蘭、てめぇ……！」

ツナどころか、その場にいた者達が怒りに頭がおかしくなりそうになる。

Aは…ボンゴレの最強と呼ばれし者。

いくらツナが強くなったとしても、チカラはおよそ互角ほど。

Aを怪我させるわけにはいかない……。

手を出すことの出来ないツナは、Aの攻撃を止めたり避けたりすることしか出来なかった。

誰も、攻撃する事など……出来なかったのだ。

白「アハハ！！どうしたの、綱吉クン？

さっきの勢いは、どうしちゃったの？」

さらに挑発してくる白蘭をツナは思いきり睨みつける。

ツナは一気に炎をだし、白蘭の元へとんだ。