【REBORN!】君の隣に Ⅲ 《沢田綱吉》 (ページ11)

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107 アルコバレーノのボスページ11

リ「……図にのるなよ、白蘭」

リボーンに続けるようにしてAは言った。

貴「その通りだ。アルコバレーノのボスに……手出すんなら私達も黙っちゃいない」

静かに炎を沈め、炎風で舞っていた髪がファサッと落ちた。

白「……ナイトきどりかい？最強の赤ん坊リボーン。

Aチャン、君まで……」

桔「ご安心ください白蘭様。ユニ様とA様は必ず我々がすぐにお連れします」

桔梗達がボンゴレ側に攻撃を放つ。

しかし、それを防ぐものが2人‥‥。

ス「ゔぉぉい！！！テメーの相手はオレだァ！！！暴れたくてウズウズしてんだぁ！！」

雲「じゃまだよ」

叫ぶスクアーロを邪魔者扱いする雲雀。

白「……まぁ、落ち着いてよみんな♪

ユニちゃんとAちゃんは目覚めたばかりでまだ気が動転してるんだよ。

じゃあ、こうしよう。

チョイスに勝利して、僕が貰えるはずの7³は手に入れるまでにすごく苦労したものだし、

すごく大事なものだよ。

でも、2人ともがミルフィオーレに帰ってきくれるんなら

ボンゴレリングはボンゴレファミリーに返してあげてもいい。」

相変わらず笑いながら話す白蘭。

貴「返してあげてもいい……？

おしゃぶりは、アルコバレーノのもの。

ボンゴレリングはボンゴレファミリーのものだ。

お前が賞品として貰うことは間違ってる。」

目尻をあげ、白蘭を睨む。

ユ「その通りです。

それになぜ貴方が私達を欲しているかはわかっています。

分かっているからこそ、あなたの元へ帰るわけにはいきません」

真っ直ぐに白蘭を見つめるユニ。

白「……ふぅん。

まぁ、そう言ってもかんじんの白馬の王子は

ユニちゃんの願いにビビってるけどね」

見透かしたように言った。