4 お互いの好きな人 ページ6
「フラン…？あんたが前から好きな人の名前フランって言うの？」
隣で、さっきまではいなかったはずの人の声が聞こえる。
フリーズしたように固まったAは、徐々に頬を赤く染めていく。
Aは急いで立ち上がった。
「う、うわああああああ！！」
「Σわっ！！びっくりしたあ！！」
「びっくりしたのはこっちだよ！」
身構えるように二人は向き合う。途端に、ふふっと笑い、ベンチに腰掛けた。
「……ねえ、私好きなんて言ったっけ。」
たしかに、フランの話をしたことはあった。
……けど、好きなんて言ったっけと首をひねる。
「え？ないよ。
でも好きなんでしょ？話し方とか、話す時の顔とか見てればすぐにわかるし(笑)」
「……そ、そんなに顔に出てる！？キモイ！？」
「キモくないキモくない！！言うけど、Aはほんとに可愛いから！！」
淡々とかわされる会話が、さっきまでは空虚のようだった公園に響く。
「本当に好きなんだね、フランって人のこと。」
「…………まあ。」
否定はできない。
一目惚れして、自分から声をかけたのは確か。
「男気が無かったアンタにも、こんなに想う人がいるなんて……」
「ねえ、それどういう意味？」
腹立つ言い方すんな、と軽く頭をごずく。
美香はニヤニヤとする顔をやめない。
「何その顔っ！あんたもいるじゃん、すーきーなーひーと！」
「わああああっ！言わないでっ！」
赤くなった顔を覆う。
さっきまでとは立場が逆だ。
「まー、美香なら大丈夫だよ。私が保証する。」
「ちょっと安心出来ない保証だ。」
「なんだとコラ。」
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碧みんく(プロフ) - ミステリちゃんさん» はい！もちろんです！ (2016年5月14日 22時) (
レス) id: cc06472bc1 (このIDを非表示/違反報告)
ミステリちゃん(プロフ) - 短編の方も作ったので、よろしくです！！リクエストいっぱい下さい。 (2016年5月14日 20時) (レス) id: 67b7d69040 (このIDを非表示/違反報告)
碧みんく(プロフ) - ミステリちゃんさん» そうなんですねっ！わかりました、読んでみます！ (2016年5月14日 20時) (レス) id: cc06472bc1 (このIDを非表示/違反報告)
ミステリちゃん(プロフ) - 後、もう一つ、ヴァリアー運動会で調べれば出で来ると思います (2016年5月14日 19時) (レス) id: 67b7d69040 (このIDを非表示/違反報告)
ミステリちゃん(プロフ) - 最近書き込み出来なくてごめんなさいm(__)m私も、作品書いてみたので無理にとは、言わないけど、見てみて下さい(*^-^*) (2016年5月14日 19時) (レス) id: 67b7d69040 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧みんく | 作成日時：2015年1月25日 15時
