9 共通する思い ページ11
・
「なにか、あったわけじゃない……た、ただ…」
言うのが恥ずかしいのか、そこでAの言葉はとまった。
急かすかのようにフランが声を出す。
「……『ただ』なんですかー？」
うっ、と言いながらも口を開く。
恐る恐る……引かれないように、自分のことを伝えるために。
「……その……ふ、フランさんと話したかったってゆーか、声が聞きたかったんですッ！」
「聞けてよかったです！
じゃあ、また今度会いましょうねっ！！」
言いたいことが言えた、と思いながら返事も聞かずに切る。
・
『……その……ふ、フランさんと話したかったってゆーか、声が聞きたかったんですッ！』
『聞けてよかったです！
じゃあ、また今度会いましょうねっ！！！』
その言葉を聞いて、頬に若干……熱がおびた。
『ミーもですー』
そう伝えようと思ったら、一方的にきられてしまった電話。
このバカA……。
今度会いましょうって言ってくれたんで、
会いに行ってみましょーかー。
…………会えるまで、あと少し。
窓の外は、きらめく星たち。
月の明かりがミーを照らした。
すぅ、と息を吸い……少し口を開ける。
・
「……あーー、恥ずかしいよー…一方的にきっちゃったけど怒ってるかな……
あーッ！さいっあくだ！！」
そのころ、フランがそんなことを思ってるなんて知らないAは、ベットの上で叫んでいた。
「……今度、会いに行ってみようかな。」
ふと窓の外を見る。
……外は、とても輝いていた。
部屋から見える夜景。思うことは、一つ。
『会いたい……』
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碧みんく(プロフ) - ミステリちゃんさん» はい！もちろんです！ (2016年5月14日 22時) (
レス) id: cc06472bc1 (このIDを非表示/違反報告)
ミステリちゃん(プロフ) - 短編の方も作ったので、よろしくです！！リクエストいっぱい下さい。 (2016年5月14日 20時) (レス) id: 67b7d69040 (このIDを非表示/違反報告)
碧みんく(プロフ) - ミステリちゃんさん» そうなんですねっ！わかりました、読んでみます！ (2016年5月14日 20時) (レス) id: cc06472bc1 (このIDを非表示/違反報告)
ミステリちゃん(プロフ) - 後、もう一つ、ヴァリアー運動会で調べれば出で来ると思います (2016年5月14日 19時) (レス) id: 67b7d69040 (このIDを非表示/違反報告)
ミステリちゃん(プロフ) - 最近書き込み出来なくてごめんなさいm(__)m私も、作品書いてみたので無理にとは、言わないけど、見てみて下さい(*^-^*) (2016年5月14日 19時) (レス) id: 67b7d69040 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧みんく | 作成日時：2015年1月25日 15時
