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重岡 side
下を向いて悔しそうに唇を噛むA
こんなに弱いAを見るのは初めてやった
Aの担任を持つのは今年でニ回目
出会ってから一年半が経っていた。
いつも楽しそうに笑って のほほんとしてて、けど大吾と付き合った と聞いてからのAは今まで以上に笑うようになって、何百倍と可愛くなった。
俺が二人のためにしてやれる事は、ほとんどなくて。
だけど、そんな空っぽの中から唯一見つけた一つの事を 俺は全力でしてやろうと思った。
重「俺が病院連れてったるから、会いに行き」
重「まずは今の大吾を自分の目で見てみ
きっと自然と自分が何をすべきか、どうやったら大吾を救えるか 見えてくるはずやから。」
目に涙を溜めてAはゆっくり俺の方を見た
『そんなことして、大丈夫なん…？』
その声は微かに震えていた
自分の保身なんてどうでもええ
お前ら二人を助けてやる事が、俺のすべき事やと思ってる。
重「当たり前やろ
ほら、行くで」
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病院に着く頃には Aもだいぶ落ち着きを取り戻していた。
車から出て病院の前に立つ
隣に立つAの姿はすっごく小さく見えた
重「大丈夫？」
『…うん。大丈夫』
重「俺もおるから、大丈夫や」
『ありがとう』
俺を見つめるその真っ直ぐな目は 覚悟を決めたようだった。
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けーぽ(プロフ) - 気付かんうちに大号泣しとった。映画でも、こんなに泣いたことないってくらい泣いてました。 (2019年10月15日 8時) (
レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆ - Part1の後半位から、ずっと泣いてて、ここまでの感動作品は、読んだことないです！ここから、どうなるのか、楽しみです！ (2019年10月12日 22時) (レス) id: 38f9af8661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くる | 作成日時：2019年8月29日 3時
