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「俺は困ってそうなこの草食動物に優しく手を差し出しただけだぜ？俺だって優しいからなあ、くくく」
「それ学園長の受売りッスか？自分で言って笑っちゃってるじゃないッスか。シシシッ」
二人はあんまり私を助けたそうには思えない会話をしている
「ラギーさん、私そろそろ行きますね。ご飯ありがとうございました！今度は私が何か差し入れ持ってきます」
「ラギーでいいッス、それに敬語もむず痒いんでやめてほしいッス」
「えっ、えっと、うん。ラギー…」
「そうそう、それでいいッスよ」
ドーーーン
またも大きな音にびっくりする
「ほら、行けよA。トカゲ野郎あんま怒らせると火を吹くぜ」
おーさまは欠伸しつつ、手をひらひらとさせさっさといけと促す
「お二人とも、お邪魔しました」
またも深々とお辞儀すると、爆発音のする方へかけっていった
「レオナさん、珍しいッスね。また来てもいいなんていつもならすぐ追い出すのに」
「あん？なにがだよ。くっそ、騒がしくて昼休みがほとんどねぇじゃねぇか」
がしがしと頭をかき回すと、はぁとため息をつきながらごろんと横になる
「えぇ！？また寝るんスか？そんなことしてると留年しちゃうッスよ」
「……いいんだよ。ラギーお前ももう行け、俺は寝る」
「はいはいッス」
ラギーはシシシッと笑う。もうレオナは目をつぶってしまって開けようとはしなかった
私は…食堂まで走る
本当なら、ユニーク魔法を使って 彼 の元へ行きたいけど学園長から魔法は禁止と言われているから仕方ない
慌てて前を見てなかった、私が悪い
ドンッ
と、目の前の人にぶつかってしまった
「わっ。あ、ご、ごめんなさい」
「いってぇ…」
私はその場に尻餅をついた
一瞬痛みに眉を潜めたが、ぶつかってしまったことを思いだし謝った
「おや、お怪我はありませんか？」
目の前には双子？がいる
怪我の心配をしてくれた方が私に手を差し出してくれた。その行動に甘え、彼の手を借りなんとか立ち上がる
「見ない顔ですね。女性…ですか？」
「あ、私は…Aっていいます。今は体験入学で来てて、来年度から1年生になる予定です」
「そうでしたか。先に名乗らせてしまってすみません。私はジェイド・リーチと申します。そして隣がフロイド・リーチ」
「えっと、よろしくお願いします！」
私はまた深々と頭を下げる
「へー、礼儀ただしー。んー、白いしちっちゃいねぇ、絞めてもイイー？」
ん？絞める？…
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恋桜(プロフ) - 桜澤さん» コメントありがとうございます。是非これからも楽しんでもらえたらと思います。 (2020年7月27日 15時) (
レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
桜澤(プロフ) - みてて、なんだか、自分の頭の中でイメージがしやすくてずっと入ってきました。続きもこれから見ていきます！頑張って下さい！！(現在ep1中) (2020年7月27日 1時) (レス) id: 20b9b01cf5 (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます！励みになります。これからもどうぞよろしくお願いします！ (2020年7月9日 10時) (レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - とっても面白い！！！頑張ってください！！！！！！ (2020年7月9日 9時) (レス) id: 4eae53d9fc (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - ラムさん» ありがとうございます。少しずつ書いていきますので、気が向いたら読んでくださると嬉しいです。 (2020年7月4日 21時) (レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋桜 | 作成日時：2020年7月3日 3時
