ななみん推しの私が何故か恵に告白された件につい 4 【呪術廻戦】

・ ページ47

・


次に起きたら、体は楽になっていた




家の中には誰もいない雰囲気…





恒「起きたか」



嘘。いたわクズ1が



恒「お粥食うだろ？」


宙「…いらn(」


恒「食うよな？(圧)」


宙「ア、ハイ…イタダキマス」





クズの癖に私に圧をかけるなよ←





初めて料理をしている姿を見た。
身長と体は五条先生と同じくらいで背丈にあっていないキッチンを頑張って使っていた


あぁ…この背中何回も見たことあるわ
ずっとあの人達と居たんだもん。
見慣れてるわ






恒「背中見てもなのんにもないけど」



気づいてたんかよ



宙「別に見てないし」


恒「ハイハイ。さぁどうぞクズ1の特製お粥」



小さな鍋に白いお粥の上に卵が乗っかってる




宙「…いただきます」



卵をスプーンで割り、出来たてのお粥を食べた。


恒「美味いか？」


宙「…味なんてしないし」


恒「だよな。塩しか入れてないし」



味は確かにしないが、優しい感じだった



話は進まず、とてもぎこちない

いつもの私じゃないみたい。






恒「…1人で抱え込ませてごめんな」



ぎこちなかった雰囲気をこいつは壊した


恒「あと、勝手に出ていって悪かったよ」


謝れば何もかも全て解決すると思ったらただのアホ




恒「俺らも後悔してるよ。お前を、宙をあの家で1人にしてたのを」



お粥を食べてる手が震えてる



恒「ごめんだなって言ったって宙が許してくれないのは分かってるんだが、これだけは言いたかったんだ。」








───────────────生きててよかった。





・

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す