4話 ページ5
甘いのが好きなのかな？いや、純粋にいちご煮オレが好き？それとも、いちごがすきなのかも？
なんだこの、ご飯にする？お風呂にする？それとも私？みたいな思考
個人的にツボりなら悶々とナイフを8方向に振る
「花咲さん」
今まで気づかなかったけど赤羽くんって体育サボるんだなw
いちご煮オレ買ったとしても直接渡すとかハードル高いし
「花咲さん？」
机の上に置くとか？
いや、机の上に謎のいちご煮オレ置いてあったら不自然すぎるかな
「花咲さん！」
！？！？！？
『はい!?ごめん、どうしたの』
え
『潮田くん！？』
振り返ると潮田くんが心配そうに私を見ていた
「烏間先生での実戦練習そろそろ花咲さんの番だったから呼びに来たんだけど...」
まったく気づかなかった。
『気づかなくてごめん、呼びに来てくれてありがとう潮田くん』
まだ心配そうに私を見つめてくる
「もしかして、眠い？大丈夫？」
やばーい、眠いって勘違いされてるー。
コミュ障すぎてお礼の仕方で悩んでたなんて言いたくないな
『いや、今日は調子が良いんだよね。潮田くんて赤羽くんと仲良いんだっけ』
ええい、聞いてしまえ
「え、うん。それがどうかした？」
潮田くんが困惑した表情になる
『赤羽くんの好きな食べ物とか分かる？』
そういって潮田くんを見つめる
「カルマくんは煮オレシリーズが好きだよ、毎日飲んでる」
『そんなに好きなんだ』
潮田くんは不思議そうに首を傾げた
『あー、実は国語の時間に教科書見せてもらったお礼したくて』
不思議そうな顔からいつものあどけない表情になる
「そうだったんだ！そういえば昼休みカルマくん」
『え、赤羽くん？』
え、なんかしたかな！？今日気に触るようなこと言っちゃったかな！？！？
「花咲さん話しやすいっていってたよ」
『え』
顔がほころんでいくのが自分でも分かる
嬉しくて顔が緩んで笑顔になる
『なにそれw私話すの苦手で緊張してたのにw』
潮田くんは目を見開いて笑った
「花咲さん誰とも話さないから僕らのこと嫌いだと思ってた」
『は！？え、そんなことないけど！？』
あらぬ誤解を招いてしまっている！？
否定しようとしたら丁度実戦練習の順番が回ってきてしまった
『ち、違うって言っといてくれる！？』
潮田くんがなにかいいかけたのに気づかず烏間先生の元に向かった
「(昼その話題になった時カルマくんが誤解説いてたんだよなー)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 174人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ねごと - 我妻ライさん» わお、コメント嬉しいです！楽しみにしてくれて本当にありがとうございます！絡むまでしばらくお待ちください… (2020年7月1日 9時) (
レス) id: d37be6797f (このIDを非表示/違反報告)
我妻ライ - わお！めっちゃ面白いです！浅野くんと仲良かったんだ〜！絡みが入るの楽しみにしています！ (2020年6月30日 20時) (レス) id: 895c90ff24 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 -Night Sky-(プロフ) - ねごとさん» 楽しみにしてます！！！ (2020年6月27日 11時) (レス) id: 2b2a41cc61 (このIDを非表示/違反報告)
ねごと - 夜空 -Night Sky-さん» コメントめちゃくちゃ嬉しいです！実は仲良いので今後絡みを入れていきますよ。読んでくれてありがとうございます！ (2020年6月27日 11時) (レス) id: d37be6797f (このIDを非表示/違反報告)
夜空 -Night Sky-(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！浅野くんと仲良かったんだ... (2020年6月27日 10時) (レス) id: 2b2a41cc61 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねごと | 作成日時：2020年6月22日 0時
