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あなたのこと、教えて下さい
よろしくね!
『渉ならきっと大丈夫ですよ、佐賀美さん』
いつものAらしくないくらいに静かに言う。
「お、おお…そうだな。ちゃんとやれよー、日々樹」
そんなAに少し圧倒されながら佐賀美が言う。
「先生ぇ、先生って、顧問とかやるんすかぁ?」
あまり目立たない…とりたて印象に残るところのない少年が言う(モブです)
『いえ…☆やりませんが、やるなら演劇部がいいですねぇ♪』
いつの間にか持ってきたティーセットでお茶を入れながらAは言う。
「ほえ…え??
ティーポットが浮いてる?」
一人でに浮き、カップにお茶を注ぐティーポット。
「いつの間にそんな大掛かりなものを用意したんだ?」
佐賀美が思わず突っ込む。
『簡単なマジックです♪ネタばらしもいいですが、それだと興がありませんね…そうです!今日中に自分で考えてみてください♪』
愛の使者に出来ないことなどありません、とつぶやきAは颯爽と去っていった。
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作者名:黒瀬みかづき | 作成日時:2022年5月10日 22時