検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:6,910 hit

11 過去 ページ14

作者です。
ここから、主人公の過去があります。
それでは、どうぞ!


A目線

ナーエの森に移動している途中のこと。
あや「…A」
A「何ですか?」
あや「転移する前、どんな場所に居たんだ?あと、この世界にくるきっかけは?」
A「…つまり、過去のことを話せと」
あや「…ああ」コク
あんまり話したくないなぁ。
けど…………
あやさんになら、いいかな。
あや「…それに」
A「はい?」
あや「暗い顔をするからな。ときどきだが」
A「…!」
気を使ってくれたのかな。
…やっぱり、優しい。
A「他の人には言わないでくださいね」
あや「わかった」コク



私が生まれたのは、【化け猫町】というところです。
【人間界】とは分かれていて、この町には化け猫しか居ませんでした。
【人間】の共通認識は【愚かで恐ろしい生き物】でした。
私も小さい頃はそう思っていました。
けど、家族でキャンプに行った時。

幼いA「えーん、えーん…」
私は山の中に入って、迷ってしまいました。
一人で迷ってしまい、とても心細くて泣いていました。
そんな時。
人間の男の子「君、どうしたの?☆」
幼いA「ひゃっ!」
突然、前髪の長い男の子に話しかけられました。
その子には、耳も尻尾もありません。
その子は【人間】でした。
人間の男の子「泣かないで。大丈夫だから☆」
男の子は、そう優しく言って、泣き止むまで一緒に居てくれました。
幼いA「…ありがとう。もう、大丈夫だから」
人間の男の子「そっか。それじゃ、僕、もう行くね。ちゃんと帰るんだよ☆」
幼いA「あ、待って!」
人間の男の子「なんだい?☆」
幼いA「あなたの名前、なんていうの?」
人間の男の子「僕の名前は――――――っていうんだ☆」
幼いA「そっか。――――――君、ありがとう」
そうお礼を言うと、男の子は笑って、どこかに行ってしまいました。
その子の名前は覚えていないけど、いつか、また会えたらいいと思っています。
その後、泣き止んで落ち着いた私は、家族のところに帰ることができました。

─────────────────────

作者です。
だいたいの人は、男の子が誰か分かると思います。
分からない人にヒント。
(このヒントは、作品の中に出ています)
・前髪が長い
・言葉の最後に【☆】
・人間
分かりますよね。
答えはまた今度。
過去編、続く。

12 過去→←10


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーぷよキャラ

ぞう大魔王


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.5/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

クールル - 作者です! 皆さん、よろしくお願いいたします! (2018年12月19日 0時) (レス) id: a7b1b1e9aa (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:クールル | 作成日時:2018年10月1日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。