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「なんやねん、文句あるんか？」
流石のエーミール様も黙っていられなくなったのか反撃を開始する。
「そらあるやろ！ むしろない方がおかしいわ！」
「エミさんは黙って本読んどればええやろ！」
さらに扉側の奥から3番目に座っているゾム様と、その2つ手前――エーミール様の隣の席――に座っている「天」と書かれた布を顔に被せている方から追撃が成される。
流石に言い過ぎではないかと心配になった私は口を開いた。
「あ、あの……皆さん落ち着いてください……？
エーミール様は良い方なのに皆様は何故そんなことを仰るんですか……？」
す
るとエーミール様に文句を飛ばしていた方々の声が一瞬にして止む。
ここから静かにしていた5人の方々が発言していった。
「そうやぞ、エミさんがええ奴かは置いといて、取り敢えず落ち着けお前ら。
このままここで騒いでみぃ？ どうなるかは……分かるよなぁ？」
書記長様は優しそうな外見からは想像できない他人を嘲るような顔をして仰った。
「ほんま、可愛い女の子の前でずっとそんなことしとったらタダじゃおかんで？
害虫は排除するめう〜」
書記長様の対面に座っておられる方は「めう」という可愛らしい語尾とくっつけてはならないような恐ろしい言葉を口にされた。
「……ホント、そういうこと言わないとダメとか情けないっすよ、コネシマさん？」
エーミール様の2つ隣に座っている方はサッカーユニフォームの方ーーコネシマ様というらしいーーに視線を注いで仰った。
どうやら何か個人的な恨みがあるようだ。
「取り敢えず、次からこういうことしたら粛清だから。解るよね？」
書記長様の斜め前に座っておられる方は穏やかなオーラの中に鋭い刃を隠しながら仰った。
……彼を怒らせたら大変なことになりそうだ。
「俺としては歓迎するけどね？ わざわざ俺のとこ来てくれるんでしょ？」
窓側の手前から空席を挟んで2席目に座っておられる方は何やら意味深長な発言をなさった。
……深く考えないでおこう、踏み込んではいけない気がする。
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暁の園(暁夢路)(プロフ) - みしろさん» い、今通知を見てビビり散らしております……か、感謝の極みであります……！！ 読みやすいと言っていただけて安心しました、如何せん小生文体が堅くなってしまった人間でしたので(-_-;) コメントありがとうございます、頑張ります！！ (2019年11月2日 7時) (
レス) id: 2136db8e08 (このIDを非表示/違反報告)
みしろ - 回答パートも嫌味がなくて納得できるし、こんな考え方もあるんだ…！と素直に感心しました…これからも体調にお気を付けて頑張って下さい…！勝手ながら影からひっそり応援させていただきます (2019年11月2日 7時) (レス) id: 950f4c5674 (このIDを非表示/違反報告)
みしろ - 圧倒的な語彙力を感じました…とても読みやすくて頭にすんなり入ってくるので時間を忘れて熟読できました…！ (2019年11月2日 7時) (レス) id: 950f4c5674 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁の園 | 作成日時：2019年5月14日 20時
