~肆~ ページ5
Aside
どういう状況だ、、？
見張りだったはずの守備隊が勢揃い。
その中には見たことねぇ奴もいる。
いや、それよりも、、、。
「、A、、。ハ、ハク、、」
『もう大丈夫ですよ姫様』
「2人は、、、私の味方、、？？」
「俺は、陛下からあんたを護れと言われている。何があろうと俺は、それに絶対服従する」
『大丈夫、俺達は姫様の味方です』
姫様の涙なんて、見たくねぇ。
「控えよ下郎」
『あ？』
「今より緋龍城の主となったスウォン陛下の御前なるぞ」
『誰が、何の主だって、？』
「、、どうも、嫌な予感がするんですがね、スウォン様。、、イル陛下は、どこにおられる、、？」
「、、私が先程、地獄へ送って差し上げた」
ﾋｭｯ
ｶﾞｷﾝｯ
『阿呆な事言ってんじゃねぇよ』
「なっ、、いつの間に？！スウォン陛下！ご無事ですか？！」
「えぇ、大丈夫です。あれはまだ、、本気じゃない」
「、、酒にでも、酔っておいでか？戯言にしては、度が過ぎますよ」
「ヨナ姫に、聞いてみるといい。その目で王の死を確かめられたのだから」
『ｯ、、、！！』
、、、何の為だ、、？
少なくとも、俺の知るスウォンは王位なんかに拘る奴じゃない。
イル陛下を殺す理由は何だ、、？
「A！！」
『！！悪い、、ちょっと思考に集中し過ぎた』
...
「スウォン。俺が見ていたスウォンは、幻だったのか、？」
「、、、貴方達の知っているスウォンは、最初からいなかったんです。道を阻む者があれば切り捨てます。誰であろうとも」
ﾋｭｯ
ｶﾞｯ
「矢？！一体どこから、、」
！！今だ！！！
ﾀﾞｯ
・
「、、ハク将軍、！A副将軍、！こちらです！」
「あの下手な矢はお前か、ミンス」
『下手だろうがなんだろうが、とりあえず助かった。ありがとな、ミンス』
「いえ、、そんな、、。
、、兵が集まってきています。私が逃げ道を確保しますから、皆様はこの城から脱出して下さい」
、、でも、それじゃぁ、、、
「どこへ行くの、、？
私、、宴の時、父上が泣いて喜んでいたのに、、1度も言わなかったわ、、。"ありがとう"って、、。
ここは父上の、城よ、、。父上を、置いて、、一体、、、どこへ行くというの、、、？」
『、、、どこへでも行きますよ。貴方が生き延びられるなら。それが、陛下への、、想いの返し方です』
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宮本怜奈(プロフ) - 続きが……!終わらないでくれぇ！ (7月19日 12時) (
レス) @page16 id: 7c7c8b709f (このIDを非表示/違反報告)
harin - 面白い！こういう設定大好きです！早く続きが読みたい！笑 お体に気をつけて！更新待ってます (2023年3月15日 10時) (レス) @page16 id: 29637ba3af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかる | 作成日時：2022年7月20日 14時
