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re「はいAさん、これが各ブロックのリストだよ」
世の闇について考えていると、明日に公開されるはずのリストを何の躊躇いもなく渡してきた。
教師としてそれはまずいのではないかと思ったが、俺のことがどこまで担任に情報が漏れているのかわからない現状。
変に反応することもせず、ありがとうと言って割当を見た。
md「俺が渡そうとしてたのに」
re「早い者勝ち」
2人のやりとりを聞き流しながら、キャラクター達の割り振られ方を確認。
(特に問題なし。本来主人公と同じブロックだったゾムがいなくなって……あれ、俺と同じだったショッピがそこに入れられてる。上級生達も1〜3に割り振られてるな)
つまり?と俺が割り当てられている第4ブロックまでページを飛ばしてみればびっくりな事が起きていた。
(こうなると…)
ひとつ息を吐く。
視界に映る第4ブロックの参加一覧表にいるキャラクターはトイフェル・シャオロンのみだった。
re「大丈夫…?嫌な人いた?」
「いえ。問題ないです」
くしゃり、とポッケに手紙が入り込んでくる。俺が変更内容を知ったことで、神様が新たな情報を送ってきたのだろう。
とはいえこの迷宮の仕組みを見るに、主人公の元へ行くことはできない。
あくまで今回は主人公がどのようにクリアするのかを知っておく程度で、自分自身の事を優先するべきだろう。
「先生方はここは行ったんですか?」
md「ウン。でも鏡ばりの迷路ってだけで何にもなかった」
「変なトラップとかも無し?」
re「トラップっていうか…俺ら偵察陣が行った時、魔獣さえいなくて」
少し不気味さを感じるくらい、とレウは眉を顰める。
だが何もなかったからこそ、学院側は若手を育てつつ謎の解明をしたい魂胆らしい。
特に。今年の一年はどうやら第一段階への覚醒者が前年に比べ減少しており、この場で数を増やしたいのだとか。
確かに現実となったこの世界なら、心理的成長が覚醒に繋がるかもしれない…けれども。
果たしてどれほど数は行くのやら。
re「試験時も、異変がなく何も起きない場合は、運営の俺たちで魔獣に擬態したドールを入れる予定」
md「Aさんには物足りないかもしれないけど…」
「いえ、まずは合格最優先ですから」
カッコいいところ見たいのにー、と頬を膨らませるミドリを苦笑いでかわしながら、足元に魔法陣を描く。
「それじゃ俺はそろそろ」
タイアード？ 試験前日譚→←イレギュラー！？その試験の名は深淵
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書籍姫(プロフ) - 一年編お疲れ様でした！mdさん達のデレが心臓へダイレクトアタックでした！これからも応援させて下さい！！ (9月3日 12時) (
レス) @page38 id: e3ea7725f8 (このIDを非表示/違反報告)
むぬま - 一年編おつかれさまでした！ゼペルくんやオリキャラ達の絡みがとても愛おしいです！2年生編も頑張って下さい！！！ (9月2日 10時) (レス) @page38 id: fe180e4a88 (このIDを非表示/違反報告)
TAKA゜ - 個人的にはあんべべさんのオリキャラ達と主人公との絡みが凄く好きです。みんな可愛すぎて読む時いつも癒やされてます！これからも応援してます！ (9月1日 21時) (レス) id: 7bbeb29f8c (このIDを非表示/違反報告)
TAKA゜ - 一年編お疲れ様です！更新されるたびにいつも声をあげてしまうほど好きな作品で、何回も最初から読み直してしまいます。好きなシーンは戦闘中のキャラ達の覚醒シーンや主人公の言いたいことをズバッとかっこよく、そして気持ちよく言ってくれるシーンが大好きです！ (9月1日 21時) (レス) @page38 id: 7bbeb29f8c (このIDを非表示/違反報告)
モモモ(プロフ) - このボリュームで1年編とは、、、まだまだ楽しめそうで嬉しいです！私の好きなシーンは推しが覚醒したところと、主人公達の戦闘シーンです！2年編も楽しみにしてます！無理のないペースで頑張って下さい。 (9月1日 19時) (レス) @page38 id: de8d799915 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんべべ | 作成日時：2023年6月21日 18時
