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41話 リベンジの為に ページ42

試合が終了し、誠凛が帰る時間になった。


監督の表情は歪んでいて、それと対する様に相田監督は満面の笑みだった。




それを横に、幸ちゃんと日向さんは握手を交わしていた。

......羨ましい。私も幸ちゃんと握手してみたい。








「地区違うから、次やるとしたら...インターハイ本番スね」


「絶対行きます。全裸で告るのやだし」


「?」






全裸で告る?何のことなんだろう。

そう思いながら、ふと涼太がいないことに気付く。先輩が言うには、顔を見せられないからとどこかに行ってしまったらしい。



後で探しに行かないとな〜。






『相田監督、黒子くんの怪我は大丈夫ですか?』


「白川さん!あなたのお陰で素早く応急処置が出来たわ!ありがとう」


『いえいえ。お力になれてよかったです』


「この後、一応病院に行って検査に行くつもりなんだけど、近くに病院はあるかしら?」


『あ、念の為と思いまして、病院の予約をしておきました!これ地図です。ここから割と近いので、すぐに着くと思います』





相田監督に、そう言って地図を渡すと、驚いたような表情をしていた。
ありがとう。と言ってもらい、すぐに病院に行くことに。




誠凛の皆さんは帰って行った。








ここから、軽く練習があると思ったけど、今日はもう片付けをして解散するそうです。





「Aちゃん、俺のシュート見てくれたかい?今日はキミのためにシュートを捧げたよ!」


『海常の為に捧げてください。あ、タオル使い終わったなら回収しますね』




森山先輩のタオルを貰い、洗濯をしに行くために外に出た。







『あれ?涼太』




チリリーンと音が鳴ったので校門の方を見ると、何やら凄い乗り物に人が乗り帰っていく様子が見えた。


何あれ!?自転車と、リヤカー...???





「あ、Aっち。洗濯っスか?」


『うん。さっき誰かと喋ってたの?なんか、校門にチラって見えたけど...』


「同じ中学のチームメイトっスよ」



少しだけ遠い目をしていた涼太。
何か言われたのかな...?





『涼太!明日から【リベンジ】の為に一緒に練習頑張ろうね!!!』


「...!はいっス!!!」







初めて涼太と拳を合わせる。

その際に、持っていたタオルが全部落ちてしまったことは、私と涼太の秘密である。

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設定タグ:黒子のバスケ , 笠松幸男 , 黒バス   
作品ジャンル:アニメ
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笠松もみじ(プロフ) - ハチ公のままさん» 面白いと言っていただきありがとうございます!そしてわざわざ間違っている所を教えてくださってありがとうございました!射手座と勘違いをしておりました...すぐに訂正させていただきます! (2017年12月30日 11時) (レス) id: a42261d885 (このIDを非表示/違反報告)
ハチ公のまま(プロフ) - 話がとても面白いです!しかし、11月は山羊座ではないです… (2017年12月30日 10時) (レス) id: 76036e92ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴよ子 | 作成日時:2017年9月30日 23時

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