ウサギさんの声【ハイキュー!!】質問コーナー

第２１回「HOY エーミールの優しさ」 ページ24

キム猫さんからの質問


Q：えっと、質問ですこれも主人公ちゃんが何か起きるんですが…ある日主人公ちゃんが犬の耳と尻尾が生えたらみんな(烏野)がどんな反応しますか？？

もしも雨月が犬化したら編━━━

月島「何それ……？」
「は？何が？」

朝起きてリビングに行くと椅子に座った月島がびっくりした顔で私を見つめていた
視線の高さから推測して頭の頂点ぐらいだろうか
私は頭に触る するとふにふにと柔らかい物が手に触れた

「ん？」

私は窓に映る自分の姿を見る




「アレぇ……？何か耳４つになってるゥ？何コレ何なのォ？」

あたふたと慌てる私に月島はバターナイフを差し出す

「えっ何コレ……？ツッ君何コレェェェェ！？」
月島「えっいや耳４つもあったら邪魔だから これで切ればいいんじゃないかなって……」
「切るかァァァァァァ！！切れるかァァァァァァァァァ！！！邪魔とかそーゆう問題じゃねんだよ！！」
月島「あっそっか」

月島はバターナイフを持って立ち上がる

「えっちょっ……ツッ君……？」





月島「僕が切ってあげよっか？」


「何で切断前提ィィィィィィィィィィ！？切らねぇーからァ！私の頭についた時点で体の一部だからァァァァァ！！」

月島「ジョークだよジョーク まぁ部活行こうよ 今日はいいことに休日だしさ」
「そっそうだよね……あはあはあは……」
月島「あっ雨月それと悪いんだけど火ィ止めてくれる？」
「あいよ朝からコーヒーなんてエレガントですね」

そんなことを言いながら コンロの前まで行くが

「ぎゃっ！」

急いで飛び退き 私は月島の服を掴む

月島「どうしたの！？」
「月島ァ……火ィ止めてェ……」
月島「ハァ？」
「何でかわかんねぇーけど怖いんだよ！！」
月島「(手ェ震えてる)……わかったから放して服伸びる」

かちっと月島はコンロの火を止める

「ありがとな どうしちまったもんかね火が急に怖くなるなんてよ」
月島「……中身まで犬になってるとか？ほら動物って火ィ怖がるじゃん」
「マジで……？」
月島「そうなんじゃない？それしか説明つかないし」
「どうすっかな……本当にそうだったら」

ちょっと不安が募ってきて落ち込む私に月島は私の頭に自分のパーカーを通し 手を引っ張る

月島「学校行こうよ 僕のパーカー貸してあげるから1日フード被ってなよ」

月島なりに私のこと 元気付けようとしてんのかな

「月島は優しいな」
月島「うううううるせぇ！」


月島の優しさを再確認する私だった

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