美門記念日�� ページ34
今日は三月九日、この間友人と美門記念日なるものを作ろうと話し合った結果、今日がその日と相成りました。単純に語呂合わせぽいものです。ということで、記念日小説をどうぞ！
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美門記念日『キンダープッシュ&とんがりコーン』
三月九日、兼ねてからKZの会議が召集されていたまさに今日この日に、偶然美門たちの住んでい る地域では雪が降り、子供たちがはしゃいで外で遊ぶくらいには積もって、光を眩しいくらいに 反射していた。そして、子供というのは美門たちKZ...いや、正確にいうと、若武も例外ではな く、彼はメンバーが全員集合するとすぐに外へ飛び出し、メンバーたちに、ほぼ強引にだが、雪遊 びをさせた。
雪が降るような日に外に出たらもちろん寒い。情熱的な若武といえども、数十分遊んで飽きてく ると寒さに耐えかねて冷えた指先に息を吹きかけながらドスドスと家に帰るのは当然の成り行き と言えた。書斎に戻ってきて、KZメンバーたちがどうにか自分の体を温めようと震えていると、 島崎さんが湯気を立たせたコップが六つとお菓子の乗った大皿をのせた盆を持って書斎に入って きた。元から乗り気でなく、我先にと屋敷の入り口へ向かった上杉を筆頭としてKZみんながが廊 下を通り過ぎているのを見たようだ。
島崎さんが持ってきてくれた盆に乗っているコップは透明で綺麗に磨かれているのがわかる。中は 赤色の、葡萄ジュースのような色をした液体が入っていた。
「これってなに?」
「ホットワインみたいなもんじゃないか。クリスマスマーケットとかの、」
「ドイツではな、何だっけ、グリューワインっていんだよね。フランスではヴァンショーって言う けど。」
首を傾げる小塚に答える上杉。ふーんと言って特に驚いた様子を見せない美門とは対照的に、「ワイン!?」と仰天する小塚と彩に黒木が笑って補足した。
「もちろん、アルコールは飛ばしてるか、葡萄ジュースを使ってホットワイン風にしてるんだろう けどね。ちなみにこの葡萄ジュースや他の果実のジュースなので作るものはキンダープンシュって 呼ばれているらしいよ。」
美門記念日�□�←標的10 進展と停滞［後編］ �� (なかがき？)
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赤シートメガネ(プロフ) - enoka_017さん» お褒めの言葉ありがとうございます。KZメンバーの描写は特に表情や仕草にこだわっているのでそう言っていただけてとても嬉しいです。KZよりの作品ですのでこれからも楽しんでいただけると思います。また機会がございましたらREBORNも読んでみてくださいね(笑)。 (2021年9月10日 21時) (
レス) id: 1a1e090d12 (このIDを非表示/違反報告)
enoka_017 - 私はREBORNに関しては浅学ですがKZメンバーの描写が丁寧且つ明瞭で楽しく読ませていただきました。続きも期待しております (2021年9月10日 18時) (レス) id: 268e8d600c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤シートメガネ | 作成日時：2021年9月8日 22時
