ほんの少しだけ ページ12
ほんの少しだけ、期待していた。
赤司が助けに来てくれるんじゃないか、って。
赤司は私を1人にしないんじゃないか、って。
そんな幻想を抱いていた。
けれど、現実はそうはいかなくて。
私はやっぱり1人だった。
.
ガラッ…___
教室のドアを開けると周りが静まる。
貴方「……。」
全身は痛々しい傷跡。
そして、心もボロボロになっていた。
赤司「A、何があったんだい?」
朝のHR後に話しかけてきた赤司。
黙ってくれれば良いのに。
私の存在なんて気付かなければ良いのに。
なのに、なんで貴方は話しかけるの?
貴方「階段から落ちた。」
一言、呟いて私は席を立った。
赤司「階段から落ちた…?」
貴方「うん…っ。」
.
嘘は嫌いだ。
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優雅(プロフ) - すみませんが、相川だったら赤司より主席番号早いんじゃないですか?→あ【い】かわ→あ【か】し (2014年9月20日 13時) (レス) id: 248f387599 (このIDを非表示/違反報告)
來飛 - ちーちゃんさん» あの続きがきになります。更新頑張って応援してます! (2014年4月27日 19時) (レス) id: 702de9c1be (このIDを非表示/違反報告)
ななちん(プロフ) - ヤバイ!赤司様かっこよすぎですーー!!!!これからも頑張ってください!! (2014年4月26日 22時) (レス) id: 01916a108a (このIDを非表示/違反報告)
黒バス中毒 - 赤司様ぁぁぁぁぁぁ! (2014年4月26日 21時) (レス) id: f641fa066b (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん(プロフ) - 始めまして!誰に助けてもらうんだろうと、すごく気になります! (2014年4月26日 14時) (レス) id: 4598fb39e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめ | 作成日時:2014年4月24日 6時