ヒプマイの世界にトリップしてしまいました。【ヒプマイ】 (ページ9)

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8話_襲われた。ページ9

朝目が覚めると、隣に帝統がいた。
いや何やってんの？？

『ちょっと帝統！起きやがれ！！』

帝「んー……。んだよ朝からよー」

こっちのセリフだわ。
寝ぼけてる帝統はまだ私の腰に手を巻きつけて健やかに眠っている。
やめてよ。

『ヘンタイ。朝ごはんいらないの？』

帝「もちろんいりますとも！！！」

現金なやつめ。

朝ごはんを作りながら考える。
このままいい感じに他のキャラに会うにはどうすっかなー。
帝統繋がりで夢野先生は多分いつかはいける。
今日は一郎くんのとこ遊びに行くし、バスブロはコンプリートかな。
あ、目玉焼き焦げる。やべ

『帝統ー、できたよ。』

帝「うお～！！うまそー！！！」

『そういえば帝統はこれからどうするの？』

帝「俺は今から本職であるギャンブルをするために賭場に行ってくるぜ！」

本職とかやば。
ハマりすぎには気ぃつけて欲しいんだけどね。

帝「ん？Aも来るか？」

『行くわけ無いじゃん。』

ご飯を食べ終わってそれぞれ準備をする。

『帝統～？準備終わった？鍵閉めるよ～！！』

なんで女子の私より遅いんだよ。
てか何か寂しくなるな。
不思議だ。帝統との時間は1日だけの特別なものだったはずなのに、なんか悲しい。

帝「いや～、まじ助かったぜ！今度何か奢るわ、連絡先ちょーだい？」

『うん。同い年だし、これから仲良くしよ。』

帝「おう！じゃあな！！」

私は昔から1人でいる事が多くて、だから、今初めて友達が出来てうれしかった。
せっかくだし、ちょっとだけ、調子乗らせていただきます。

『ねえ帝統。』

帝「あ？んだよ」

『また素寒貧になったらおいでよ。』

帝「……！まじか、サンキューな。ってなんで俺が素寒貧になる事が決定なんだよ！」

だって帝統だし。
さてと、そろそろ山田家行きますか。