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4話_懐かれてしまった。#祝閲覧者50人突破#祝10評価1票#ありがとうごさいます ページ5

神に貰った地図にあった鍵の解除番号(オートロックでした)で解除して、エレベーターに乗り込む。
28階でした。タワーマンションでした。駅近でした。
しかももう購入?してるから月の家賃いらんらしい。神かよ。
因みに今はエレベーターの中です。

帝「お、おい……どこまで上がんだよ……」

『28階』

帝「うひょー……」

あ、そういえば名前まだ聞いてなかったや。
うっかり呼んじゃってもまずいし、聞くか。

『あの、私暁Aといいます。お名前伺っても?』

帝「あぁ、そういやまだ聞いてなかったな!俺は有栖川帝統だ!!」

帝統って名前やばいよね。
かっこいい。

『着きました。ここです。』

帝「おお〜!!めっちゃひれえなあ!」

『あっ、はい。あ、先上がってて下さい。隣に居られるとなんか臭いので。』

絶対風呂入ってない。臭いもん。

帝「うっ……。やっぱお前毒舌だよな……。」

帝統が中に入っていったので後を追って私も入った。
先風呂入ってもらうか。

『今から沸かしますから風呂入って下さいね。』

帝「風呂も入れてくれんのかー!ありがてぇ!!」

男物の服とかあるのかな。
前世では一人暮らしだったけどお兄ちゃんがよく泊まりに来てたから一応服は置いてあったんだけど……。
今世はどうかな。
うおっ。クローゼット広っ。
あ、あった。
え、この家にお兄ちゃん来てるのかな。
だとしたらなんかやだなー。

『有栖川さん、着替えは脱衣所に置いておきますね。兄のものですが。』

帝「お、サンキューな!俺の事は帝統でいいぜ!俺もAって呼ばせてもらう!!てかお前にーちゃんいたんだな!」

『はい。仲良いです。』

めっちゃ可愛がってもらってた。私は普通だったけど。
まあ所謂シスコンてやつだった。お兄ちゃんが。

帝「つーかよぉ、お前まだ十代だろ?俺が言うのもあれだが、知らねえ男を軽々しく家に上げちゃダメだろ。」

本当にあんたが言うのもあれだな。
てか十代じゃねえし。

『私十代じゃありません。20歳です。そんな説教くさい事言ってくるんだったら、今すぐ追い出してもいいんですからね?』

帝「すみませんでしたああああ!!どうかそれだけはっ!」

ピピピッお風呂が沸きあがりました。

お、沸いた。

『風呂どうぞ。タオルも置いときましたんで。』

臭いから一刻も早く頭と体を洗って欲しい。

帝「まーじ助かるわー!んじゃ、おいしい飯待ってるからよー!!」

いや烏滸がましいにも程があるだろ。

5話_寂雷先生すみません。#お気に入り登録ありがとうございます#信じられない→←3話_暇なんです!



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作者名:雪兎 | 作成日時:2019年7月16日 2時

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