25話_運命の再会 ページ28
朝起きてごみを捨てようと玄関に出ると、うちの前に見覚えのある全裸の男が倒れていた。いや、パンツは履いてる。
と、トランクスだと!
有栖川帝締!!
取り敢えず一旦ごみを捨てよう。
数分後
まだいるやんけ!
『もうっ……!』
ずっとこのままでいるわけにはいかないので、寝ている彼を部屋に引き摺り込む。
絶対に目立たないように!
ガチャン
ふうー
重いわ!
どうせギャンブルで負けて無一文になって文豪のあの人やデザイナーのショタに見捨てられたんでしょどうせ(名推理)
朝ごはんでも作るか。
パンがあるし、それでいいよね。
パンをトースターに入れ、サラダを作る。
よし、できた。
あいつ起こすか。
『おーい、帝締ー!起きろおお!』
ぺちぺち
帝「んー、がっ、んがっ!」
いびきがうるさい。
ぺちぺち
帝「……はっ!!ここは誰!?俺はどこ!?!?」
『ここは私の家で、あなたは有栖川帝統』
帝「あっ!A〜!入れてくれたのか!なぁー聞いてくれよぉー、ギャンブルで負けてよぉー!」
『はいはい。朝ごはん食べる?』
帝「食う!」
……
「『ごちそうさまでしたー』」
ちなみに兄の服を着せた。いや兄の服有能か??出番多いな
『帝締、これからどうするの?』
帝「どうすっかなー」
他人事だねぇ
ここは帝締の保護者である夢野幻太郎のもとへ帝締を無事送り届け夢野幻太郎や飴村乱数と仲良くなるしか無いだろう(迷推理)
『ねぇ、帝締。家に上げてもらえる友達とか居ないの?』
帝「ん、お前がそうだろー?」
こいつ、天然たらしめ
『私は、この後用事があるから!だめなの。』
帝「ええ、そうなのか!?」
『そう。だめ』
帝「ダチか……。幻太郎と乱数には昨日断られたかんなぁ……。」
『その人!その人のところへ行こう!!!帝締1人にしたら心配だから着いていくよ!!!!』
帝「お、おう、力強ぇよ……。」
そりゃあ命かかってますから(適当)
let's go
26話_帝締の性癖が発覚しただけ。→←24話_何と、伊奘冉さんのあれが……!
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作者名:雪兎 | 作成日時:2019年7月16日 2時