ゴロツキと憲兵【進撃の巨人】 (ページ4)

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4話ページ4

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｢…助けてって面だな………｣

｢誰だテメェ？あ？お前の男か｣

｢…っちがう！｣

ただこの男に弁解は通じない。
当たり前だ、こんな他人の喧嘩興味はない。

そんな時だった。

たまたま何らかの理由で来たであろう
調査兵団団長エルヴィン・スミスが現れたのは。

その場は、エルヴィン団長に助けて貰い、
収まった。そして風の噂によるとあの男は調査兵団に入団したらしい。

ただ、名前も知らない男だけど
何となく気になった。

そんな事が約6年続いた。
それから…5年前同様

ストレス区の開閉扉が壊され再び
人類に悲劇が襲う。

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｢A！お前は調査兵団の援護だ。
前衛を支援しろ！｣

｢はい！｣

人間の"味方"をする巨人が現れた

というのは本当だろうか。
有り得る？そんな事が…

そんな時、また6年ぶりに
あの男を見た。

｢…名前何だっけ｣

ぼそっと呟いたはずが案外聞こえたらしい。
目が合い咄嗟に背ける。

｢そこの少年…大丈夫？｣

｢何があったか話せ。ガキ共｣

｢リヴァイ兵士長、それがっ……｣

リヴァイ…って名前なのね。

なるほど、リヴァイって顔してるわ。
相変わらず口が悪いみたいだけど。

｢エレン！しっかりして！｣

｢エレン！…っエレン！大丈夫、今すぐ救護班に連れていくからしっかりするんだ！｣

｢何があったの？って、聞きたいけど
今は巨人が入り続けているから取り敢えずそのエレンって子を助けましょう。｣

額に触れ、高度の熱である事を確認する。
それと何らかの疲労…。
それ以外の損傷は見られない。

救護班は近くにいないだろうし
連れて行くしかない。

そう考えエレンを壁の上まで運ぶ様
指示した。

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