6人の悪魔part2

第2話(キセキ) ページ4

赤司side

もうどれくらいの時間が経ったのだろうか。

僕の横にはAがスヤスヤと眠っている。

まぁ、眠っているというより失神しているといった方が正しいのだが。

自 …んっ

Aは自分がどんな状況に置かれているか忘れたみたいに気持ちよさそうに寝返りを打った。

赤 ふーん、僕も舐められたものだな。

やっぱり寝てるんじゃないか。

失神なら許そうと思ったのだが、いい度胸しているな。

赤 まだ終わってないぞ。起きろ

僕は無理矢理、Aの体を抱き起こした。

自 あ…赤司くん…も、や…っ

赤 馬鹿、これからだろ。

僕はそう言って涙をためるAを押し倒した。





自 んっもう…無理…

そう言ってAは体をよじらせた。

赤 そんなことを言っても、もうお前の中に入ってしまっているんだぞ。

一体、この何時間かで何度繋がったのだろうか。

Aの中は暖かくて心地いい。

自 あっ…やだっ！

赤 ほら、もっと足を開け

自 いやぁぁ…っ

赤 逃げるな。

一生懸命僕の手から逃れようとするAを後ろから抱きしめ、全ての欲を泣きわめく彼女の中で吐き出した。




もっと壊れろ。

もっと汚れろ。

そして僕の忠告を聞かなかったことを一生かけて後悔しろ。







赤 A…もっと僕を満足させてくれよ。

僕は疲れ果てて寝ているAの頬を撫でた。

まだ足りないんだ…

まだ全然…

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