組合のNo.2

6ドル ページ6

翌日


エ「作戦書の山をどかさねぇと」




山積みだっつーの




prrrrr…



エ「はい、こちらエラリークイーン」




エ「………切るぞ、二度とかけてくんな」ﾋﾟｯ




prrrrr…prrrrr…prBang!



エ「………………スマホはまた買えばいい」


・




・




・

フ「予定通りであれば後、30分だ」




エ「ふーん………」




フ「そのスコープで何か見えるか？」




エ「海」




フ「そうか……」




・




・




・

フ「時間だ」




エ「………期待はしてないけどさぁ」




フ「島国の田舎マフィアめ 約束の時間も守れないとはとんだはんちくだな！」




エ「……はんちくねぇ………」




フ「聞こえたか？懸賞金作戦は失敗 どうしたものだか」




ア「どうぞお好きに わたくし達が手袋を汚す程の相手ではありませんもの」




エ(……げっ、アガサ・クリスティ)




ド「全て予想の通りです いずれにしてもぼくたちは勝手にやらせてもらいますよ 神と悪霊の右手が示す通りに」




エ(フョードル・ドストエフスキー！)




ア「ご機嫌よう」




ド「…………ではまた」



ブツッ




フ「ち………協調性のない貧乏人どもめ」




エ「なんで本当にアガサ・クリスティまで参加してんだよ……」




フ「まぁいい 二番手が利益に与れる道理はなにもない」




フ/エ「『約定の地』は我ら/俺達《組合》が必ず頂く/貰い受ける」

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