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苦しそうにぐずるA。
てつやだけに任せないでよかったとさっき話しを聞いてて思った。
「そういや、A病院連れてけなくね？」
「あ、確かに」
「俺たちでどうにかしんと」
としみつなのに頭冴えてるじゃん。
Aは病院に連れて行けない。(大人な事情ってやつでね)だから、凄く可哀想だけど、俺たちが治してあげなければならない。
「んやぁ、」
「おせえな、てつや」
「ちゃんと買ってこれるかな」
「A〜」
「てっちゃん…、？」
やっと帰ってきたてつや。その声を聞いたAは苦しそうにしながらも少しだけ微笑む。
「ほれ、好きなやつ」
「りょ、くん、たべたい…」
「食べさせろってこと？」
「んん、」
早く早く、と言わんばかりに俺の腕を弱々しく掴むA。潤んだ瞳に飲み込まれそうだ。
「はい、あーん」
「んむ、お、いひい…」
「俺が買ってきたんだからな！りょうじゃねえぞ！」
「うるせえな」
てつやの買ってきた飯を食べたあとは、薬を飲ませ、そのまま深い眠りに入ってしまった。明日には熱が下がってるといいが…
「いつまで一緒におれるんかな」
Aの寝顔を見ながら、そんなことをつぶやくてつや。俺ととしみつは顔を見合わせて、何を言っているんだと言うようにてつやに問いただす。
「え？」
「ずっといるだろ」
「いや、だって、意味分からんやん。いきなり猫が子どもになってさ。この先また何があるかなんて分からん」
確かに、てつやの言う通りかもしれない。いつまでも一緒にいられるとは限らない。
だからこそ、今の時間を大切に。
「てっちゃ、ん…」
「ほら、Aにはてつやだからさ」
寝息をたてているAの頭を撫でているてつやは今何を思っているのか。俺には分からない。
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ニコニコ(プロフ) - 優さん» コメントありがとうございます！！そんなことを言っていただけて、作ってよかったなと思います、、。ありがとうございます！！ (2018年11月28日 20時) (
レス) id: faf3773d25 (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ(プロフ) - アリスさん» お返事が遅くなってしまいすみません…！リクエストありがとうございます！！お時間頂くのですが、気長に待っていただけるとありがたいです。。申し訳ありません（；_；） (2018年11月28日 20時) (レス) id: faf3773d25 (このIDを非表示/違反報告)
優 - めちゃくちゃ好みの作品です！更新頑張って下さい！応援してます！ (2018年11月28日 17時) (レス) id: b364b26750 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - リクエストいいですか、夢主がてつやと同じ年になるというお話とゆうかいされて助けにいくというお話をお願いします (2018年11月4日 11時) (レス) id: cb597fc79d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗弥 | 作成日時：2018年10月8日 21時
