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樹「…なんか兄弟喧嘩みたいだね」

松村と兄弟？絶対無い

仮に兄弟だとしても私がお姉ちゃん

『じゃあ、私がお姉ちゃんだね

松村は生意気な弟』

千夏「普通逆でしょ」

北斗「俺の方が誕生日早いし

それに、こんな姉やだ」

『そんなのたった3ヶ月じゃん

3ヶ月早く産まれただけでお兄ちゃんになれると思うな』

北斗「たった3ヶ月、されど3ヶ月だよ

乳幼児にとって3ヶ月って結構でかいんだよ

保育士目指してるならそれくらい知ってるでしょ？」

『私、乳幼児じゃないもん』

北斗「知ってる」

『千夏～

松村腹立つ殴っていい？』

と、隣に座る千夏に腕を絡めながら言う

千夏「まあまあ

喧嘩するほど仲がいいって言うじゃん」

『仲良くないもん』

紗奈「ほんとに兄弟みたいだよね

性格も似てるし」

桃「人見知りなとことか、

仲良くなるとめっちゃ喋るとことかね」

紗奈「あと、結構毒舌」

『私毒舌じゃないよ』

千夏「いや～？

Aの毒舌に何度傷ついたことか…」

『え！それはごめん！

千夏のこと大好きだから！』

千夏「嘘だよ(笑)

そういうところも好きだよ～！」

千夏とイチャイチャしてると

いつの間にか注文を済ませていた田中くんが

樹「俺らドリンク入れに行くけど

お前らのも入れてこようか？」

と、少なくなった私達のコップを見て言った

紗奈「お、気が利くじゃん

わたしコーラ」

千夏「ジンジャーエール」

桃「オレンジジュースお願いします～」

とみんなお願いし出す

1人で3つも持つの大変かなって

『私も行く』

と席を立つ

樹「Aちゃんも座ってていいのに」

と言われたが

『ううん、いいの

次何飲むか決めてないし』

と言って3人でドリンクバーへ

さっきはメロンソーダだったから…

次は炭酸じゃないの飲みたいな

樹「決まった？」

『うん、りんごにした

あ、それ、ひとつ持つよ』

と、田中くんが持ってたコップをひとつ持つ

樹「ありがと」

『うん』

席に戻ると、私達4人が頼んだのが来てて

千夏「じゃ、お先に」

と食べ始める

それから直ぐに隣にも料理が到着した

食べ終わったのは私達の方が早かったけど

お喋りが止まらなくて

松村と田中くんは先に帰った